ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)
3-3-6 撮影する時(6/7)
(9) 被写体や周囲はきれいな状態にしましょう
被写体はできるだけきれいに写してあげましょう。人物の場合は、髪の毛が風でぼさぼさになっていないかどうかなど、少し気をつけてあげましょう。
屋内で作品の撮影をする場合は、周囲を片づけてから作品をきちんとまっすぐ立てて写しましょう。不要な歪みがあると、写真を見るたびにそこに目が行ってしまいます。手を離すと倒れてしまうようなペーパークラフト作品は、裏からマスキング・テープや針金で留めるなどの工夫をして、撮影の間だけで良いので、きれいな姿にしてあげましょう。
(10) 構図や撮影のキーポイントに気をつけましょう
撮影する時には、被写体が一番魅力的に見える角度を探しましょう。また背景にも気をつけて、全体が美しく見える画面作りをしましょう。
複数の作品を並べて撮影する場合は、どちらをメインにするのかを考えましょう。メインの方をより大きく写すと、写真のイメージが集約されます。メインでない方は、重なった部分が見えなくなっても良いし、写真のフレーム内に全体が入らなくても構いません。メイン以外は雰囲気作りのための小道具だと割り切って考えましょう。
キーポイントをどこにするかを決めるのも大切です。被写体が猫のペーパークラフトだとしたら、瞳をキーポイントとするのか、くるんと巻いたしっぽをキーにするのか、ぴんとたった耳なのか……。迷うようなら、もちろん全部!ということで、一つずつをキーポイントにした写真を何枚も撮っておきましょう。不要になったら削除すれば良いだけなのですから。