ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)

3-3-3 撮影する時(3/7)

(6) 撮影モードを確認しましょう2(P、A、S、M)
 シーン別の撮影モードの他に、PとかAとかいう英字が書いてあることがあります。初心者はこのうちの「P」を使うか、英字の撮影モードを使わずシーン別の撮影モードを使いましょう。なお、これらの英字の意味は以下の通りです。

<参考:P、A、S、Mという撮影モードとは>

・P(プログラム・モード):
 プログラムモードは「自動(AUTO)」とほぼ同じで、被写体の明るさに応じて、絞り値とシャッタースピード等をカメラが自動的に設定してくれます。

・AまたはAv(絞り優先モード):
 絞り値(F値)を自分で決めて撮影できます。シャッタースピード等は被写体の明るさに応じてカメラが自動的に設定してくれます。絞りを開けると、ピントが合う範囲が狭くなるので、被写体の前後をぼかすことが出来ます(詳細は「被写界深度」に関する項目を参照してください)。

・SまたはTv(シャッター優先モード):
 シャッタースピードを自分で決めて撮影できます。絞り値等は被写体の明るさに応じてカメラが自動的に設定してくれます。動いているものを止めて写す(シャッタースピードを速くする)、動きの軌跡を写しこむ(シャッタースピードを遅くする)などを自分で決めることが出来ます。

・M(マニュアルモード):
 絞り値とシャッタースピード等を自分で決めて撮影できます。P~Sでは自分の意図通りの写真が撮れない場合に使います。初心者のうちは、使用しない方が良いでしょう。

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