ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)
5 測光モード
デジカメは適正な明るさの写真にするため、撮影時にレンズから入る光の量を測って露出を決定しています。この測光モードには大きく分けて次の3種類があります。通常は、このうちのマルチ測光方式を使うと失敗が少ないでしょう。
(1) マルチ測光
画面の中央部と周辺部をそれぞれ分割して、エリアごとの露出を検出して総合で判断します。露出補正なしでも比較的適正な露出が設定できる方式です。
(2) 中央部重点測光
画面中央に比重をおきながら、周辺のデータも加味して露出を決定します。被写体の明るさはあまり考慮しないので、白っぽい被写体を撮影すると暗い写真になりがちです。
(3) スポット測光
フォーカスポイント周辺のみを測光する方式で、通常は画面の中央のみを局所的に測光します。逆光で撮影するときなど、この方式を使うと周囲の明るさに影響されずに、必要な個所だけの明るさで露出を決められますが、測る場所によって結果にかなり差がでるので、上級者向きです。