ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)
8-2 参考:画素数と写真品質
画素(ピクセル)は、デジタル画像を構成する色のついた点です。デジカメ写真のデジタル画像は、この画素を規則正しく縦横に並べることで一枚の画像を表現しています。この画素数が多ければ、それだけ細密な写真が撮れるということになります。(ただし同じ画素数でもカメラによって発色や階調などが違ってきますので、単純に画素数だけで写真の画質を決めることは出来ませんが……。)
実際に必要になる画素数は、目的によって異なります。例えば画面で見て楽しんだり、年賀状に印刷したりするだけなら、120-200万画素程度で良いでしょう。それより大きいA4サイズで印刷するなら300-400万画素ぐらい必要になります。200万画素ではA4サイズに印刷できないというわけではありませんが、画素数が小さいと、写っている看板の文字が読めないなど、全体として粗い画質で印刷することになってしまいます。
ただし画素数が大きくなるということは、写真一枚あたりのデータ量が大きくなるということですから、表示に時間がかかったり、カメラで撮影できる枚数が減ったりします。とくにホームページに表示する場合には、Web用に保存し直すなどして、画素数を適度に小さくした方が良いでしょう。
画素数ときれいに印刷できる大きさの目安は、だいたい次の通りです。
・A5サイズまで:200万画素
・B5サイズ:300万画素
・A4サイズ:400万画素
・B4サイズ:500万画素