ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)
7-2 ホワイトバランスの種類
デジカメで設定できるホワイトバランスには次のような種類があります。
(1) オートホワイトバランス
撮影対象の光の状況をカメラが自動的に判断し、適正と思われる色状態になるよう自動設定します。
(2) プリセットホワイトバランス
『太陽光』『曇天』『日陰』『白熱灯(電球)』『蛍光灯』など、撮影状況に合わせて撮影者があらかじめ設定しておきます。
(3) マニュアルホワイトバランス
撮影対象から一定の色基準(純粋な白色もしくは18%グレー)を測定・取得することで、より正確な色再現を図ります。具体的には、デジカメで「マニュアルホワイトバランスの設定画面」を出しておき、カメラの前に白いもの※(コピー用紙など)を広げ、それが画面いっぱいになるようにしてシャッターを押して設定します。
マニュアルホワイトバランスを取るときに、一番良い被写体は、カメラ店などで販売されているカラーチェック用のホワイトバランスカード等で、これを常に使用するようにすると、いつも一貫したホワイトバランスが取れます(手近にある白いものは、いつも同じ白色とは限らないので)。
余談ですが、このマニュアルホワイトバランスを白や灰色以外の青や赤などのカラーでセットすると、実際の色とはかなり違った色に撮影されるようになります。意外な写真を撮りたい時などには、やってみると面白いかもしれません。