ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)
2 絞り値と被写界深度
2-1 被写界深度とは
被写界深度とは、ピントがあっているように見える範囲のことを言います。
被写界深度の変化には、次のような関係があり、これを知っておくと、写真表現の幅が広がります。
○絞りを開く(F値を小さくする)と被写界深度は浅く(ピント範囲狭く)なり、
絞りを絞る(F値を大きくする)と被写界深度は深く(ピント範囲広く)なる。
○レンズの焦点距離が長く(望遠)なると被写界深度は浅くなり、
レンズの焦点距離が短く(広角)なると被写界深度は深くなる。
○被写体までのピント距離が近くなる(マクロ)と、被写界深度は浅くなり、
被写体までのピント距離が遠くなる(標準他)と、被写界深度は深くなる。
○被写体から背景までの間が遠い程、背景はぼけやすくなる。
(ピントを合わせた位置から離れるほどボケやすくなる)