ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)
3-3-2 撮影する時(2/7)
(5) 撮影モードを確認しましょう1(シーン別)
撮影前に撮影モード(ポートレイトモードなど)をチェックしましょう。
屋内で作品を撮影する場合は「P」「室内」「パーティ」「ポートレイト」などで、近づいて写す時は「マクロ」などのシーン別の撮影モードに設定するのが良いでしょう。ただし旅行中などでいちいち撮影モードを確認したくない場合は、「自動(AUTO)」を選択しても良いでしょう。
<参考:「自動(AUTO)」と「シーン別撮影モード」の違い>
デジカメで「自動(AUTO)」と呼ばれているものは、必ずしも状況によって絞りやシャッタースピードを変更してくれるわけではないので、ぶらんこを大きくこぐ子供の笑顔を撮りたいとか、花をできるだけ大きく撮りたい、とかいう場合に最適な設定になるとは限りません。それに対して「シーン別撮影モード」は、その状況にあわせてふさわしい設定をしてくれるので、「自動(AUTO)」で撮影するよりは、撮影者の意図に近い写真が撮影できるようになります。
たとえば「ぶらんこの子供」なら「スポーツ」モード、「花」なら「マクロ」モードで撮影します。
色々な状況に合わせた撮影モードはすべてのカメラに搭載されているわけではないので、カメラを選ぶ時には、自分がよく使用する状況の撮影モードがあるデジカメを選びましょう。
なおこれらの撮影モードはカメラによっては簡単に選べるものもありますが、いったん「P(プログラム)モード」を選ばないと利用できないものもあります。カメラの説明書を良く読んで使いましょう。
一般的なシーン別撮影モードは次の通りです。
・マクロモード(花のマーク):
撮りたいものに近づいて大きく写す。花のアップなど。
・ポートレイト(人の顔のマーク):
人物の肌がきれいに写るよう絞りと色合いを調整して写す。
・スポーツモード(走る人のマーク):
シャッタースピードを速くして動作の速いものをぶらさずに写す。
・夜景モード(星と人のマーク):
夜間の撮影で、背景と人の両方をバランスのとれた明るさで写す。