ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)

4-1-3 三脚

 最近のデジタルカメラには手ブレ補正機能がついていますので、以前よりも必要性は薄れていきていますが、作品撮影は太陽光よりかなり暗い室内で行うことがほとんどになると思われるため、シャッタースピードが遅くなることで手ブレが発生する可能性が多くなりますので、三脚があった方が、失敗がなくていいでしょう。カメラに手ブレ補正がついていても1/30秒より長いシャッタースピードになる場合は三脚を利用した方が失敗が少なくなります。
 また「三脚」と、後で紹介する「簡易デジカメ撮影スタジオ」と「照明」の三つがあると、いつも同じイメージで作品写真が撮影出来て、アルバムやHPの写真イメージに統一感が生まれるというメリットもあります。
 三脚を選ぶポイントは次の通りです。

・安定性
(室内で撮影する場合は、光量が不足しがちなので、鮮明に撮ろうとすると必然的にシャッタースピードが遅くなり、手ブレが発生しやすくなります。三脚はカメラを安定的に固定できるよう、より重くてしっかりしたものを選びましょう。高さはテーブルに置いた作品を撮影するため1.5m前後で、上下に高さを調節でき、雲台でカメラの向きを自由に変えられ操作性の良いものを選びましょう。価格は実売価格5,000円程度の普及型のもので十分です)

・雲台の使いやすさ
(雲台(うんだい)というのは、三脚の上に取り付けてある、カメラを任意の方向に固定できるようにする装置のことです。ここにデジカメをネジ等で取り付けて撮影します。使いやすい雲台というのは、「カメラ(またはビデオカメラ)が取り付けやすい」「上下、左右、タテ位置/ヨコ位置の3方向を個別に調整できて構図の微調整に便利」「動かすハンドルが使いやすい」等の機能のあるものです)

・エレベーター
(エレベーターとは、三脚の足を固定したまま、上下の高さの調整をする機能です。あるものを選びます)

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