ちょき☆ぱたん 写真補正の豆知識 (chokipatan.com)

第4部 画像データと印刷の基礎知識

2 画像データの解像度

2-1 解像度とは

 解像度(カイゾウド)とは、画像のきめ細かさや滑らかさを表す尺度です。1インチあたりのドット数で表され、単位はdpi(ディーピーアイ)です。スキャナーやプリンタの入出力の精度を表すのによく使われていて、この値が高いほど、より自然に近い画質が得られます。
 ところで解像度を表す単位としては、dpi(ディーピーアイ)の他にppi(ピーピーアイ)もありますが、この二つは厳密には多少異なるものの、実運用上は同じものだと思って構いません。

 一般的によく使用される解像度には次の2つのものがあります(フルカラーの場合)。

・72dpi:Web用でよく利用される解像度です。

・350dpi:印刷用で利用される標準的な解像度です。大きい写真の場合は200dpi、葉書程度の場合は400dpi位の値が使われることもあります。(グレースケールの場合は600 dpiが標準的です)

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