ちょき☆ぱたん 写真補正の豆知識 (chokipatan.com)

第4部 画像データと印刷の基礎知識

1 画像データの種類

1-2 画像データとカラーモード

 デジカメで撮影した画像(静止画)は、画像データとしてカメラに保存されますが、これは点(ドット、ピクセル、画素)が格子状に集まったもの(ビットマップ)です。
 色は、光の三原色 RGB(赤Red・緑Green・青Blue)で表現されていて、アナログの色をデジタル化する時には、この赤青緑(RGB)の情報をそれぞれ256階調(2の8乗=8ビット)のフィルターを通して加色混合します。赤は(255・0・0)、青は(0・0・255)、緑は(0・255・0)、白は(255・255・255)、黒は(0・0・0)という値に設定されて、これらを加色混合した色をフルカラー(16,777,216色)と言うのですが、各色の情報が8ビットで3色分ありますから、24ビットカラー(2の24乗=16,777,216色)とも言います。
 色の表現にはフルカラーの他にインデックスカラーなどの8ビットカラー(256色表示)というものがあり、ディスプレイの表示色などに利用されていますが、この256色表示は、フルカラーの1670万色から取り出した256色のカラーテーブルを使って画像を表しています。フルカラーのデータを256色に変換するとデータサイズ(容量)は1/3になりますが、色情報は破棄されるのでフルカラーには戻らなくなりますし、うまく色が出せなくなったところが色ボケになります。

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