ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)
5-5 夕焼けを撮ったら色が薄くなってしまった
せっかく夕焼けの時間を待って、作品にあたる夕日を撮影しようと思ったのに、思ったより薄い色の写真になってしまった……ということはありがちです。夕焼けは色は鮮やかですが、明度はかなり低いので、カメラは明るく写そうとして色が浅くなってしまうのです。こんな時は露出補正を「+」「-」して数枚撮影し、一番イメージに近いものを選びましょう(この場合は「-」補正が適正になることが多いです)。またホワイトバランスを「自動」ではなく「太陽光」など他の状況に変えて同様に数枚撮影し、一番イメージに近いものを選びましょう。
5-6 ぬいぐるみを写したのに表情が分からない
ぬいぐるみやフィギュアなどの小さいものを撮影する場合、ふつうに立ったまま写すと、上から見下げるような角度からの写真になってしまい、顔の表情がよく分からない写真になりがちです。身を屈めて、被写体の顔がよく見える角度から撮影しましょう。
料理写真などは、逆に、踏み台に乗るなどして皿全体を上から見下ろすように撮影した方が、料理の内容がよく分かるだけでなく、盛り付けの美しさも表現できます。
うつむいた姿のぬいぐるみを撮りたいときに、下を向いた顔が影になって表情が分からない場合は、補助光かレフ板で影の部分に光を補ってあげましょう。