ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)

3-5 撮影環境を作る(5)最終調整

 作品へ当たるライトの微調整をする
 いよいよライティングの最終段階です。作品からカラーチャート等を取り除けて、作品に当たる光の加減を調整します。
 カメラのファインダーを覗いて、暗すぎると思う場所がある場合には、デジカメスタジオのそばにレフ板を置いて、光の反射で影の部分が少し明るくなるようにしてあげましょう。作品に影ができること自体は、立体感を表現するために必要なことですが、撮影時に影が黒くつぶれてしまっていると、後で写真画像加工ソフトでその部分を少し明るく修正しようと思っても、不可能になってしまいます。影の部分も、何が写っているか分かる程度には、明るくしてあげる必要があります。レフ板の位置や角度を変えながらカメラの位置から作品を眺めて、作品にまんべんなく柔らかい光がかかるように調整しましょう。
 逆に明るすぎると感じた場合は、天井灯を少し暗くする、メインライトにもう一枚白布(ディヒューザー)等をかぶせる、レフ板の一部を黒紙で覆う、などの方法で光量を減らします。

 これでライティングの設定ができました。

※ライティング機材が足りなくて、どうしても光量の調整がうまくいかない場合は、カメラの露出を調整することで対処します(詳細は「撮影」の段階で解説します)。

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