ちょき☆ぱたん デジタルカメラの豆知識 (chokipatan.com)

6-2-2 撮影1枚目(全体像+カラーチャート)

 作品をその全体像がわかるような角度にセットします。カラーチャートまたは白紙を作品のそばに、カメラに対して正面向きに置きます。(1枚目は画像補正用なので、カラーチャート等が作品に重なっても構いません)。
 カメラのシャッターを静かに切ります。
 カメラのモニターで撮影した写真を確認します。作品にあたる光線の具合を確認して、機材の調整をします。その他、修正が必要な場所がある場合も、修正します。
 このカラーチャート(または白紙)は写真の色修正がしやすいよう、指標となる色として作品とともに撮影しています。後でPhotoshopなどで写真を補正する時に、PC画面の色やプリンタで印刷された色とカラーチャートの色を見比べて、同じになるように補正することで正しい作品の色にするために使います。今回は1枚目だけに入れていますので、2枚目以降の写真は、カラーチャートを利用して補正した1枚目の作品の色を指標として補正することになりますが、もちろん、2枚目以降のすべての写真にカラーチャートを入れておくという方法もあります。ただしこうすると、色補正がしやすくなる反面、写真を利用する時にカラーチャート部分を切り落として使用することになるので、手間がかかってしまいますし、写真データもその分大きくなってしまいます。
ドンキホーテ全体像(カラーチャート付)

ドン・キホーテの全体像を右斜め前から撮影したものです。カラーを確認できるようカラーチャートを入れています。


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