ちょき☆ぱたん 写真補正の豆知識 (chokipatan.com)
第2部 実践1基礎編2加工処理
2 テキスト(文字)とシェイプ(図形)の追加
2-2 シェイプ(図形)の作成と編集
Photoshop Elementsでは長方形、楕円形、多角形などのさまざまなシェイプ(図形)を作ることが出来ます。
シェイプは、シェイプレイヤー上に作成されます。シェイプレイヤーには、一つでも複数でもシェイプを作れます。複数のシェイプを一つに合成させる場合には、(a)単純に合体させる、(b)交差させる、(c)中窓状態にさせるなどの合成方法を選ぶことが出来ます。
例えば写真の自分の顔の横に、吹き出しを作って「ありがとう!」と書きたい場合、この機能を使って吹き出しのシェイプを書き込んだシェイプレイヤーを作り、その上に「ありがとう!」と書いたテキストレイヤーを重ねます。なお吹き出しのシェイプはPhotoshop Elementsが用意したものから選ぶことも出来ますし、楕円と三角形の二つのシェイプを合体で合成させて作ることも出来ます。
このシェイプは、ピクセルではなく、数学的に定義可能な直線と曲線で構成されるベクトル画像なので、解像度に依存しません。つまりシェイプの位置の移動、サイズ変更や拡大や縮小などの編集処理で、ディテールや鮮明さが損なわれることもなく、簡単に色々な編集を試すことが出来ます。