ちょき☆ぱたん 写真補正の豆知識 (chokipatan.com)
第2部 実践1基礎編2加工処理
1 レイヤー
1-8 レイヤーモードの実例(9~16)スクリーン他
レイヤーモード(描画モード)の実例の続きです。「ドン・キホーテ」のフィギュアの本を抱えた腕部分の写真のレイヤーの上に、「ちょき☆ぱたん」というテキストレイヤーを重ねたものです。
(9) スクリーン
各チャンネル内のカラー情報に基づき、合成色と基本色を反転したカラーを乗算します(「乗算」モードとは逆の効果になります)。複数の写真スライドを重ね合わせて投影したような感じの明るい色になります。
(10) 覆い焼きカラー
各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色を明るくして合成色を反映します。黒で合成した場合は、何も変更されません。
(11) 覆い焼き(リニア)- 加算
各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色を明るくして明るさを増し、合成色を反映します。黒で合成した場合は、何も変更されません。
(12) カラー比較(明)
合成色と基本色のすべてのチャンネル値の合計を比較し、より高い値のカラーを表示します。
(13) オーバーレイ
基本色に応じて、カラーを乗算またはスクリーンします。基本色のハイライトとシャドウを保持しながら、パターンやカラーが既存のピクセルに重なります。
(14) ソフトライト
合成色に応じて、カラーを暗くまたは明るくします。このモードでは、画像上でスポットライトを照らしたような効果が得られます。合成色が 50 %グレーよりも明るい場合、画像は明るくなります。合成色が
50 %グレーよりも暗い場合、画像は暗くなります。
(15) ハードライト
合成色に応じて、カラーを乗算またはスクリーンします。このモードは、画像上で直接スポットライトを照らしたような効果が得られます。合成色が 50
%グレーよりも明るい場合、画像は明るくなります。これは、画像にハイライトを追加するときに役立ちます。合成色が 50 %グレーよりも暗い場合、画像は暗くなります。これは、画像にシャドウを追加するときに役立ちます。
(16) ビビッドライト
合成色に応じてコントラストを増加または減少させ、カラーの焼き込みまたは覆い焼きを行います。合成色(光源)が 50 %グレーより明るい場合は、コントラストを落として画像を明るくします。合成色が
50 %グレーよりも暗い場合、コントラストを強くすることで画像は暗くなります。