ちょき☆ぱたん 写真補正の豆知識 (chokipatan.com)
第1部 実践1基礎編1写真補正
2 写真補正の基本
2-1 写真補正の一般的手順
写真の補正(フォトレタッチ)とは、「元画像の気になる部分を修正して、新しい画像として保存する」ということを意味します。つまり元画像に修正したくなるほど気になる部分がない場合には、補正の必要はありません。また写真を補正せずに自分のパソコン(PC)の画面で見たり、プリンタで印刷したりするだけなら、Photoshop Elementsなどの補正ソフトを使わなくても、Windowsの機能だけで画面表示や印刷を行うことができます。
でも写真をホームページ(HP)やブログに表示したり、メールで知人に送ったりする場合には、少なくともサイズの圧縮を行った方が良いでしょう。というのは、このサイトでは、ペーパークラフト作品のデジタルカメラ撮影を「高画質」モードで行うことを推奨していますので、そのままだと写真のファイルサイズが大きすぎて、画面表示が遅くなったり、メール受信に時間がかかったりしてしまうからです。
写真の補正は、一般的に、次のような手順で行います(ここでは概要しか説明していませんが、作業の詳細な内容については、「4 写真を補正する」で後述します)。これらすべての作業が常に必要だというわけではありませんので、この中で自分の必要とする作業を適宜選んで作業してください。
(1) 写真を入力する
(2) 傾き・レンズの歪みを補正する
(3) 切り抜く
(4) ごみや皺を取る
(5) サイズと解像度を設定する
(6) カラーモードを設定する
(7) 自動補正を試す
(8) シャドウ、ハイライト、明るさ、コントラストを調整する
(9) 色調を補正する
(10) シャープの調整をする
(11) 写真を出力する