ちょき☆ぱたん 写真補正の豆知識 (chokipatan.com)
第1部 実践1基礎編1写真補正
1 写真補正用ソフトウェア
1-3 Photoshop Elements用の書籍の選び方
「Photoshop Elements」は写真補正用の定番ソフトなだけに、学習用のテキストや参考書も多数出版され一般の書店で購入可能ですので、使いこなすための勉強もしやすいと思います。このサイトの記事で、このソフトに興味を持った方は、是非これらのテキストを購入して更にステップアップして下さい。というのも、「Photoshop Elements」はとても機能が多いので、使いこなすには、かなりの時間と経験が必要になるからです。
とはいっても、「Photoshop Elements」をはじめて買った方が、それを使いこなすためのテキスト買うために書店に行くと、あまりに種類が多くて、どれを買ったらいいのか迷うかもしれません。
初心者の方は、自分の持っている「Photoshop Elements」のバージョンと同じもの(例:「Photoshop Elements 9」のようにバージョンの数字が書いてあります)で、「初心者向け」と書いてあるテキストをとりあえず一冊購入して、それで一通り実習してみてください。
これでなんとなく使い方が分かってきたら、今度は「スーパーリファレンス」や「逆引き」というような名前の、ぶ厚い参考書をもう一、二冊購入しましょう。
え?テキストなんて一冊あれば、あとは必要ないんじゃないの?と思うかもしれません。そうだと良いのですが、初心者向けテキストで一通り学習したつもりでも、その後、実際に自分の撮影した写真の補正をしようとした時に、「あれ? こういうことしたい時、どの機能を使うんだっけ?」とパソコン画面の前でふたたび悩むことが多いんですよね。なにしろ「Photoshop Elements」には機能がありすぎるので、ちょっと難しい写真補正機能を使おうと思った時には、もう、前に覚えたはずの処理方法をすっかり忘れてしまっているんです……(汗……私だけかもしれませんが)。
そのため、「スーパーリファレンス」や「逆引き」のように、全機能が機能別に一通り掲載されている参考書をパソコンのそばに常備しておくと、いろいろ便利なのです。
なお、書籍の購入の際には「Photoshop Elements」用のテキストと「Photoshop」用のテキストを間違えないようにしましょう。「Photoshop」用と書いてあるものは、プロ向けの「Photoshop CS」を対象としている場合が多く、内容はとても参考になるのですが、同シリーズのソフトとはいえ、「Photoshop Elements」では使えない機能の説明が書いてあったりします。