ちょき☆ぱたん 写真補正の豆知識 (chokipatan.com)

第1部 実践1基礎編1写真補正

1 写真補正用ソフトウェア

1-1 写真補正用ソフトウェア
   (Photoshop Elements)

 写真補正用(フォトレタッチ)のソフトウェアとしては、デジタルカメラに付属しているソフトウェアや、インターネットから無料でダウンロードできるソフトウェアがありますので、写真の補正にお金をかけたくない方は、それを利用しても良いと思います。通常、写真補正機能として必要なのは、(1)赤目補正、(2)ゴミの除去、(3)トリミング、(4)明るさ・コントラストの調整、(5)色合いの調整などだと思いますので、これらの修正が可能なソフトを選ぶと良いでしょう。
 またホームページ(HP)に写真を載せる場合には、高画質で撮影した写真データをそのまま使うと画面表示速度が遅くなるため、写真データを圧縮して小さくするのが一般的ですが、写真データを圧縮するソフトとしては、HP作成用のソフトウェアや、インターネットから無料でダウンロードできるソフトウェアを利用することが出来ます。

 でも、ここでは、それらの無料ソフト等ではなく、最も有名な写真補正用(フォトレタッチ)のソフトウェア「Adobe Photoshop Elements」を利用した写真補正の方法について紹介します。これは写真補正の定番ソフトなので、他の無料ソフトを利用して写真補正を行う方法を選んだ方でも、「一般的な写真補正ソフトではどんなことができるのか」を知ることで、参考になると思います。
 なおAdobe 社のPhotoshopシリーズには、ここで紹介する一般向けの「Photoshop Elements」(価格は1万数千円程度)の他に、プロ用の「Photoshop CS」(Photoshop CS6は9万円程度でしたが、2014.08現在はパッケージ版は終了しダウンロード版のみ)がありますが、「Photoshop Elements」でも初心者には十分すぎるほどの機能があります。またこのソフトには、カラー調整、レイヤーやヒストリー機能などの標準的な写真補正機能や、多彩な特殊効果機能があるだけでなく、文字やイラストを描く機能もありますので、補正ソフトとしてだけでなく、かなり本格的なお絵かきソフトとしても使えます。

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