ちょき☆ぱたん 写真補正の豆知識 (chokipatan.com)

第2部 実践1基礎編2加工処理

4 フィルター

4-2 フィルターカテゴリ

4-2-3 スケッチ・フィルター

 テクスチャを追加して立体感を出したり、手描きのように見せたりできます。次のようなフィルターがあります。

・浅浮彫り(画像を浅浮彫りにし、表面の起伏を強調するように光を当てたようにします)

・チョーク・木炭画(粗いチョークで描かれた中間調の単色のグレーの背景に、画像のハイライトと中間調を描きます。シャドウ部分は、木炭で描いた黒い斜線に置き換わります)

・木炭画(画像にこすったような効果を加えます。主要なエッジは太く描かれ、中間調は斜線でスケッチされます)

・クロム(ハイライト部分の反射を大きく、シャドウ部分の反射を小さくして、画像を磨き上げたクロム表面のようにします)

・クレヨンのコンテ画(濃い黒と純粋な白のコンテのテクスチャを画像に再現します。テクスチャのオプションを使用して、例えば画像をカンバスやレンガなどのテクスチャの上に描いたり、ガラスのブロックを通して見たりしているような効果を得ることができます。本物に近づけるには、このフィルターを適用する前に、描画色をクレヨンのコンテ画でよく使用される色(ブラック、セピア、濃いレッド)のいずれかに変更します。効果を抑え目にするには、背景色を、描画色を少し加えた白に変更します。)

・グラフィックペン(インクを使用した細い線で、元の画像のディテールを再現します)

・ハーフトーンパターン(連続する色調範囲を保ちながら、ハーフトーンスクリーンの効果を再現します)

・ノート用紙(エンボスフィルターと粒状フィルターの効果を組み合わせることで、手すき紙のテクスチャを再現します)

・コピー(画像をコピーしたような効果を再現します)

・石膏(3次元の石膏からレイヤーをかたどり、描画色と背景色を使用して色彩を統一します。暗い部分は浮き上がり、明るい部分はくぼみます)

・ちりめんじわ(フィルム膜面の収縮や変形を再現し、シャドウ部分はかたまり、ハイライト部分はわずかに粒状になった画像を作り出します)

・スタンプ(画像を単純化し、ゴム製または木製のスタンプを押したようにします)

・ぎざぎざのエッジ(画像をぎざぎざに破った紙切れの集まりのようにし、描画色と背景色を使用して色彩を統一します)

・ウォーターペーパー(湿った繊維質の紙に絵の具を塗りつけたような効果を加えます。色がにじみ、混ざったような印象になります)

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