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第1部 本
(しかけ絵本&技法、ペーパークラフト)
パズル
ニコリのエニグマ――直感で解くパズルの本
『ニコリのエニグマ――直感で解くパズルの本』2017/5/10
ニコリ (著, 編集)
(感想)
直感やひらめきで解くようなパズルを集めた本です。
とは言っても、「ひらめきですぐに解ける」問題ばかりではありません。「ひらめいて」も、解くのには結構めんどくさい謎や、そもそも「ひらめけない」ほど謎に満ちた謎もありました(汗…個人の感想です)。
最初の数問は、かなり簡単で本当に「ひらめき」で解けるので、あっ、楽しい☆ と思ってしまいましたが……だんだん意味不明な謎問題も出てきて、うーん、こういう時は「ヒント」を見ようと思ってヒントを見ても……謎の文章があるだけ(涙)という状態に……。実は、いろんな作者による問題が集められているので、作者によっては、親切ではないヒントが提示されているようです。
例えば、PART2の「星と照明」の2番目の謎の「英文」。多分、日本語として聞くと何か別の文章になるのだろうなと想像はできたので、ヒント通りに何度も「発音」してみたのですが、解答に示されるような日本語になるとは想像できませんでした。この問題は、これ以外の部分は容易に解ける問題だったので、もう少し親切なヒントだと良かったのに……と残念に思いました。この本は、パズル上級者向けの本なのかもしれませんが、パズル初心者にも解けるように、最初のヒントでは解けない人向けの、さらに親切なヒント(数段階のヒント)も欲しかったと思います。
私の場合、ひらめけなくて困った時にヒントが役に立ったことは、残念ながら半分以下しかありませんでした。うーん、本当にエニグマ(謎)だわ……とPART2の最後の方では、ちょっとウンザリしてしまい、最後のPART3で「じっくり5問」の文字を見た時には、もう止めてしまうかなと思ってしまったほど(汗)。ところが最後のPART3は、それまでより易しい問題が多くて、かなり楽しめました。解くための手順はちょっと面倒ではありましたが……。
といいうことで、全体としては、まあまあ楽しめたように思います。
謎解き・暗号・法則あてなど、バラエティに富んだパズルが収録されています。数学パズルなどの普通のパズルに飽きてしまったという、パズル上級者の方には、特にお勧めします☆
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ニコリの他の本、『全問解説数独』、『とことんカックロ』、『とことんスリザーリンク』、『気がるにスリザーリンク1』、『まるまる推理パズル』、『パズルノート 世界の危機は手の中で 丘の上のひみつの学校』、『ニコリのエニグマ 2』、『ニコリのエニグマ 3』に関する記事もごらんください。
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