ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

動く&錯視錯覚の本

動く絵本

まいまいHOME(もうひとつの研究所)

『まいまいHOME (もうひとつの研究所パラパラブックスシリーズvol.10) 』2016/8/1
もうひとつの研究所 (著)


(感想)
 不思議な虫の世界にどんどんズームしていくと、手のひらサイズの絵本の中に3Dの部屋が突然出現する、という穴あきパラパラ絵本です☆
 今回の絵本は、とにかく可愛いです☆
 タイトルの『まいまいHOME』の響きもかわいいし、出て来るキャラクターもみんな、ほのぼの可愛く、そしてなんといっても極めつけに可愛いのは、最後に飛び出してくる「私」の目をきらきら輝かせた大きな笑い顔☆
 可愛くて何度もぱらぱらしてしまいます☆

 今回の絵本の特徴は、「まいまい」の部屋のシャッターが開いて、立体的な部屋が出現すること☆ お菓子の家のような可愛い色彩に、なぜかサラリーマン風のまいまいが……(笑)。しかも、かなりの読書家のようです。
 彼は最後には、「愚かな鳥(まいBird)」に外に連れ出されるのですが(笑)、この「まいBird」に注目しながらパラパラすると、動きや立体感をすごく楽しめると思います☆
 そして今回のぱらぱら絵本では、探し絵も出来ます。
 表紙の裏に「ぼくたちをみつけてね」と探す対象のキャラクターが書いてあるので、ゆっくりパラパラしながら探しましょう。「あこがれの女優」以外はあまり難しくありません(笑)。そして「あこがれの女優」は、幻のように登場します(笑)。よーく目をこらさないと見えないかも。パラパラしないと見えないという……ぱらぱら絵本ならではの仕掛けです。もちろん今回も、高い印刷・出版技術が十分に駆使(酷使?)されています(笑)。
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 もうひとつの研究所の他の本、『クリスマスの足音』、『めからかいこうせん』、『むしくいさま』、『ストロボフライ』に関する記事もごらんください。
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 もうひとつの研究所は、3つのパラパラが1つに合体した『3つのお店』、『3人の博士』という本も出しています。
 また、別の作家の本ですが、『パラパラブック おおかみこどもの雨と雪』、『パラパラブック バケモノの子』は、細田監督の人気アニメのパラパラ絵本です。

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