ちょき☆ぱたん　お気に入り紹介　(chokipatan.com)

第１部　本

塗り絵＆脳トレ＆ユーモア

塗り絵

ダヤンの塗り絵

『ダヤンの塗り絵』2006/05
池田 あきこ (著)

（感想）
　かわいいダヤンの塗り絵の本です。池田あきこさんが描いてくれた下絵8枚、ポストカード4枚、しおり2枚がありますので、それに色をつけて、自分の作品をしあげます☆
　本の構成としては、最初に、色鉛筆の使い方や塗り方のコツがあり、次に、この本で塗り絵できる絵のフルカラーの完成見本、そして残り８割程度は、すべてミシン目から切り離して使う塗り絵用の下絵です。
　下絵は画用紙程度の厚みの紙で、A４程度のサイズの絵８枚、ポストカード４枚、しおり２枚分があるのですが、なんとA４程度のサイズの絵８枚には、練習用の下絵まであります☆　これは、本番用より濃いめの線で下絵が描いてあるので、トレースしても使えます。また、下絵の一枚一枚に、描き方のワンポイント解説もついていますが、この解説は練習用の紙の裏面に書いてあるので、本番用は、裏面が白紙のきれいな作品になります。本当に細かい配慮のいきとどいた塗り絵の本です。
　この本の塗り絵で使われている水彩色鉛筆の商品名ものっているので、見本と同じ色に塗りたい人は、それを使用すると良いでしょう。金茶色や薄いグレー、濃いグレーなど普通の色鉛筆では出しにくい色も使われているので、オリジナルのダヤンと同じように塗りたい場合は、水彩色鉛筆のワンセットを購入しておくと、見本写真の色を確かめながら、色鉛筆を選べると思います。でも……手持ちの色鉛筆で、自分なりのダヤンにしてしまうのも、むしろ楽しいかもしれません。その方が、世界中で一枚だけの自分の絵になるような気がします☆
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　池田あきこさんの他の本、『ダヤンのめいろ』、『ダヤンの絵本づくり絵本』に関する記事もごらんください。
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　塗り絵は、手や頭を使うので、楽しい脳トレにもなりますし、きれいな絵がどんどん出来上がっていくと、気分も明るくなります。塗り絵の本は、この本以外にもさまざまなものがあります。ダヤンの塗り絵には、他に大人の塗り絵シリーズの『猫のダヤンと不思議な国』、『POSTCARD BOOK　猫のダヤン』があります。また、塗り絵ではなく切り絵ですが、『ダヤンの切り絵12ヵ月』もあります。
　塗り絵初心者の方の方は、『はじめてさんの水彩色鉛筆Lesson 超初心者編』や、『1日10分で絵がうまくなる色鉛筆ドリル』、『誰でもすぐになぞるだけで絵が上手くなる魔法の塗り絵 Vol.1静物編 (魔法の塗り絵シリーズ)』、『誰でもすぐになぞるだけで絵が上手くなる魔法の塗り絵 Vol.2風景編』をまずやってみても良いかもしれません。
　またダヤンではなく、ディズニーのキャラクターの塗り絵が出来る『やさしい大人の塗り絵　ディズニーの美しい絵本の名場面編』もとても楽しいです。

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