ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)
第1部 本
塗り絵&脳トレ&ユーモア
脳トレ
8大ツールつき ボケない脳進化ドリル
『8大ツールつき ボケない脳進化ドリル』2014/2/25
加藤 俊徳 (監修)
(感想)
「色読みテスト」、「迷路」、「記憶力アップドリル」、「マンダラ塗り絵」、「写経」など本当にいろんな種類の脳トレが出来るドリルです。バリエーションが豊富なので、飽きずに続けることが出来る上に、さまざまな脳の機能を鍛えることが出来ます。
「記憶力が低下してきたな」と感じていたら、「記憶力」だけを鍛え直すより、脳全体を鍛え直した方が、働きを回復させるのには効果的だと言われています。しかも脳は何歳からでも成長するそうです☆
ところで、高齢者の方の脳トレは、知育とは違い、必ずしも「能力の向上」をめざすものではないので、本人が「楽しみながらやれる」脳トレであることが重要だと思います。本人が嫌がっているのに無理にやらせると、「脳トレ=苦痛なもの」という思い込みが出来てしまい、脳の活性化にも、精神衛生にも、むしろ逆効果になってしまいます。
ただ、本人が楽しんで出来る脳トレは何か?というのは、他人にはなかなか推し量りにくいものです。最初は、このような多種類の脳トレを利用して、本人が楽しそうにやっているのは、どんな種類のものかを見極めましょう。
もしも、この本の全部の脳トレを楽しんでやっているようなら、それが最も理想的です。というのは、脳にはさまざまな機能があり、一部の機能を向上させるだけでは、全体の活性化には必ずしもつながらないことが多いからです。この本は、脳の専門家の加藤俊徳さんが監修しているドリル集なので、脳のあらゆる機能を活性化させる脳トレツールとして、効率的に脳全体を働かせることができます。
でも、どれか本人が特に楽しんでやっているものがあったら、その種類のドリルを追加購入して、高齢者の方が、脳トレを日々の習慣にできるようにサポートしてあげましょう。そしてたまには、このような多種類の脳トレドリルや他の種類の脳トレをして、いつも鍛えている部分以外の脳機能も鍛えるようにしましょう(脳トレドリルを漫然と続けても、認知機能は向上しないという研究結果があります。詳しくは『40代からはじめるボケない生活術』の記事をごらんください)。
なお、このドリルに収録されている問題は、全220問。とじ込み10大ツールとして、「色読みテスト」、「3Dイラスト」、「足跡パズル」、「レールパズル」、「般若心経」、「迷路」、「ナンプレ」、「絵覚え」、「スピードマルつけ」、「間違い探し」があります。またドリルの内容は、「脳イキイキ度チェックテスト」、「思考力アップドリル」、「理解力アップドリル」、「集中力アップドリル」、「感情力アップドリル」、「記憶力アップドリル」、「脳イキイキ度確認テスト」からなっています。
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加藤俊徳さんの他の本、『脳の強化書』に関する記事もごらんください。
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他の著者の本ですが、この本と同じように、楽しく脳を鍛えられる本には、他に『認知症予防のための脳鍛パズルVol.1<改訂版>』、『三丁目の記憶 昭和30年代の間違い探し』、『できる大人の奇跡の脳トレ大全』、『60歳からの脳トレ もの忘れ、認知症にならない思い出しテスト』など多数あります。
また加藤俊徳さんが脳を活性化させる方法を教えてくれる本には、『仕事ができる人の脳 できない人の脳』、『記憶力の鍛え方』、『100歳まで成長する 脳の鍛え方』、『のんびり走れば脳がめざめる!
──らくらく「ロニジョグ」健康法』などもあります。
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