ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

ペーパークラフトの本(日本の作家)

紙工作(切り紙、ペーパークラフト、モビール、他)

2歳はじめてのはさみ・のり

『多湖輝のNEW頭脳開発 2歳はじめてのはさみ・のり』
2010/4
多湖 輝 (監修)


(感想)
 幼い子供向けの工作学習本です。
 両面印刷されたページをはずして、指示されている通りに、はさみで切り、のりで貼りつけると、きれいな絵や遊び道具を作ることができます。
 本の裏表紙にこの本の使い方があり、次のページにシール(ご褒美や道具として使うもの)、次の3ページは、初めてはさみとのりを使う時に子供に教える内容、次から29枚は、工作に使う絵や部品、最後の1枚はコーティングされた厚紙で、着せ替え遊び用の台紙、という構成になっています。
 初めの方に書いてある「おうちのかたへ」の注意書きには、はさみの選び方や、この本で切り貼りをする前に、子供にやらせると良い準備練習(あらかじめ帯状に細く切った紙を大人が垂らしてあげ、子どもにそれをチョキ、チョキと切り離させる)も書いてあり、幼い子が初めて、はさみとのりを使うのを学ぶために、本当によく考えられた内容になっています。
 工作用のページも、長い直線、切り込み、曲線と、難易度が段階的にゆるやかに進んでいき、可愛い絵の作品がどんどん出来ていくので、楽しく、はさみとのりの使い方を学んでいけます。本から切り取ったページは、残念ながら本に戻すことは出来ないので、本を入れられる大きさの袋を準備した方が良いかもしれません。その他、はさみとのり、ウェットティッシュなどが必要です。
 これを見ていると、あまりにも楽しそうなので、自分の子供の頃にこの本があったら、今頃、もっと紙工作好きに育っていたのかな、なんて思ったりもします(あれ? すでに十分すぎるほど工作好きか。なーんだ、良かった……)。冗談はともかく、手指の神経は、多数の脳細胞とリンクしているので、工作というのは、お子様の脳力を鍛えるのに本当に役に立ちます。もちろんお子様だけでなく、最近、脳力の衰えを感じる方にもです(汗)。「2歳」「6歳」とかの年齢に関係なく、一緒に楽しく頭脳を鍛えましょう☆
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 多湖さんの他の本、『頭の体操 BEST』に関する記事もごらんください。
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 同じように楽しく工作を学べる本は、多湖輝のNEW頭脳開発に『3歳 きりえこうさく』の他、年齢別に6歳まであります。
 また、その他にも『きって はって こうさくブック』、『はじめてのきりえ―2・3・4歳』、『やさしいかみこうさく―4・5・6歳』、『はじめてきるほん (あそびのおうさまBOOK)』など、たくさんあります。

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