ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

にゃんくろうかずあそび

『和書:にゃんくろうかずあそび (しかけえほん)』2005/11
デビッド ペルハム (著), David Pelham (原著), きたむら まさお (翻訳)


(感想)
 とても可愛い猫とネズミが、1~10までの数を教えてくれる楽しいしかけ絵本です。しかけも、飛び出し、引っ張り、めくりなど様々な手法が使われ、バラエティに富んでいて、何度見ても飽きません。とぼけた表情の黒猫にゃんくろうとネズミたちが、とにかくどのページを見ても可愛くてかわいくて、眺めているとどんどん穏やかな気持ちになって、しまいには笑顔にならないではいられません。猫とネズミというと敵同士みたいですが、この絵本では、言うまでもなく仲良しさん……か、どうかは、実は判然とはしませんが、お互い結構勝手気ままに生きていて、それなりに良好な関係ではあるようです。
 ところで、この絵本の作者のデビッド・ペルハムさん、あの白一色の詩的なしかけ絵本『Trail(私の歩いた道)』を作った人でもあるんです。あまりにも印象が違うので、ちょっと驚きです。

・1~2ページ目:1。黒猫にゃんくろうが、ケーキを食べようとすると……。
・3~4ページ目:2と3。黒猫にゃんくろうが台所の戸棚を開くと……。(2011年2刷には、残念ながら、数字の下のヒントの絵に日本語への翻訳漏れがありますが、絵でわかると思うので問題ないでしょう)
・5~6ページ目:4。黒猫にゃんくろうがテーブルの皿のふたを開けると……。
・7~8ページ目:5。夜中のテーブルのチーズは……。
・9~10ページ目:6。黒猫にゃんくろうが、ソファに座って、この絵本を見ています。やっぱり面白いんですね。いつの間にか後ろにギャラリーが……。
・11~12ページ目:7。樹の幹を這っているのは、本当に芋虫?
・13~14ページ目:8。お風呂でネズミたちがボート漕ぎ。動きが楽しい☆
・15~16ページ目:9と10。おやすみなさい、黒猫にゃんくろう。平和にぐっすり眠れると良いね(笑)。
   *   *   *
 黒猫にゃんくろうとネズミが活躍する面白い知育しかけ絵本は、他にも『いろあそび』、『かたちあそび』、『はんたいあそび』など、色々あります。

Amazon商品リンク

興味のある方は、ここをクリックしてAmazonで実際の商品をご覧ください。(クリックすると商品ページが新しいウィンドウで開くので、Amazonの商品を検索・購入できます。)