ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)
第1部 本
ペーパークラフトの本(日本の作家)
折り紙
ふしぎな 球体・立体折り紙
『ふしぎな 球体・立体折り紙』2009/11
三谷 純 (著)
(感想)
表紙の折り紙球体を見て、思わず即購入してしまいました。折り紙でこんな球体が出来るとは、まるで魔法のようです。
「折り紙」とは言っても、いわゆる普通の正方形の薄い折り紙用紙を使うのではなく、ある程度厚みとコシのある紙を使うので、出来上がりはペーパークラフトのようでもありますが、原則として、一枚紙を「山折り」「谷折り」しているだけなので、まさしく折り紙です(筒型にするためや、形を安定させるために一部糊付けが必要なものもありますが、ほとんどの部分は、折ることだけで形を完成させます)。ただし、その一枚紙は正方形だけでなく、長方形や八角形のこともありますが。
本書は、最初に全体的な解説があり、次に個別の写真見本と折り方の説明、最後に実際に作品を作るために、切り取ってそのまま使える型紙(切り線・折り線付)という構成になっています。かなり難易度が高い作品もありますが、練習用に、より簡単な作品2個もありますので、最初はそこから始めると良いでしょう。
出来上がった作品は、とても都会的で斬新な形をしているので、本棚やテーブルの上に、さりげなく飾っておいても素敵ですよ☆
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三谷さんの他の本、『立体折り紙アート』、『曲線が美しい立体折り紙』、『曲線折り紙デザイン』に関する記事もごらんください。
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同じ作者の第二弾『立体ふしぎ折り紙』もあります。こちらはカラフルな折り紙で、第一弾同様、難易度も高めですが、ちゃんと折り紙用紙付きなので、頑張って作ると周囲に驚かれるほど見事な作品が出来上がると思います。
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また別の作家の本ですが、『ドクター・ハルの折り紙数学教室』は、折り紙数学の入門書で、「5つの交差する正四面体」の折り方も教えてくれます。
折り紙で驚くほど高度な作品や美しい作品を作ることの出来る本には、他にも『風変わりな多面体 - 帯編みで作る多面体』、『工夫と発見が楽しい! フレーベルに学ぶ模様折り紙』、『ものづくりのための立体折紙―2枚貼り折紙の提案』、『ものづくりのための立体折紙練習帳―折り畳みの出来る折紙模型の製作』など多数あります。
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