ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)
第1部 本
しかけ絵本(海外の作家)
※日本語の本(翻訳版)もあります
その他の海外の作家
Alice in Wonderland: Pop-up Book
『洋書:Alice in Wonderland: Pop-up Book(英語)』1980/9
Lewis Carroll (著), Jenny Thorne (イラスト)
(感想)
1980年の少し古いしかけ絵本です。ロバート・サブダの同名のしかけ絵本(Alice's Adventures in Wonderland)には及びませんが、このしかけ絵本にも、渦巻きしかけ、ひっぱりしかけ、動くしかけ、大きなしかけなど多彩な技法のしかけが駆使されていて、今でも見応えのある、宝物絵本の一つです。
・1ページ目 :穴に落ちていくアリス(渦巻きしかけ)
・2ページ目 :液体を飲んで小さくなるアリス(ひっぱりしかけ)
・3ページ目 :家から飛び出る大きくなったアリス
・4ページ目 :芋虫と出会うアリス(連動して動くしかけ)
・5ページ目 :赤ちゃんとアリス
・6ページ目 :チェシャ猫(シャッターしかけ)
・7ページ目 :キチガイお茶会のテーブル
・8ページ目 :バラを塗るトランプの兵士(回転しかけ)
・9~10ページ目:女王とクリケットするアリス(ひっぱり&立体しかけ)
・11~12ページ目:なだれ落ちるトランプカード(大きなしかけ)
* * *
この本は残念ながら絶版のようですが、名作児童文学を題材にしたしかけ絵本としては、他に、ガリバーの不思議な国への旅を題材にした『ガリバー旅行記』や、アンデルセンの童話『雪の女王』などがあります。『ガリバー旅行記』の方は、しかけ成分が少なめですが、『雪の女王』は、幻想的な童話世界がダイナミックなしかけで飛び出す素晴らしい絵本です。
さらに、ロアルド・ダール『チョコレート工場のひみつ』は、ユーモラスなイラストが、ダールの奇想天外な世界によく合っています。
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