ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

Robert Sabuda&Matthew Reinhart
(ロバート サブダ&マシュー ラインハート)

Encyclopedia Prehistorica Mega-Beasts Pop-Up
(絶滅した獣たち メガビースト)

『洋書:Encyclopedia Prehistorica Mega-Beasts Pop-Up(英語)』2007/5
Robert Sabuda (著, イラスト), Matthew Reinhart (著, イラスト)

『和書:絶滅した獣たち メガビースト (エンサイクロペディア太古の世界)』2007/8
ロバート サブダ (著), マシュー ラインハート (著), Robert Sabuda (原著), Matthew Reinhart (原著), わく はじめ (翻訳)


(感想)
 しかけ絵本の巨匠ロバート・サブダとマシュー・ラインハートのベストセラー「Encyclopedia Prehistorica」シリーズ第3弾。このシリーズはこれで完結です。
 いろいろな古代の巨大生物が動き出すさまは圧倒的大迫力! 恐竜っぽい生物から鳥や虫、果ては人間まで、ほんとうに多種多様な生物が一冊の本のなかに潜んでいます。巨大なマンモスがいると思えば、手の平にのるような小さな生き物まで(本当に手の平にのっています)。しかけも迫力があるだけでなく、様々な工夫も凝らされていて、くるくる開く本のように他ではあまり見かけない珍しいしかけもあります(これは、ちょっと動きがぎこちなくて、すぐに壊しそうな感じがしますが)。とにかくこの本は、いろんな意味であなたを圧倒してくれること間違いなしです。

・1~2ページ目:ページを開くと空飛ぶ巨大トカゲが翼を広げながら首をすくめます。左右に生物の記事しかけ絵本(5+5ページ。トンボの羽は透き通っています)
・3~4ページ目:巨大生物の骨格見本。ページを開くと口をぱくぱくします。左右に生物の記事しかけ絵本4つ(3+3+3+8ページ。くるくる開く本の珍しいしかけ)。
・5~6ページ目:恐竜のような巨大生物。左右に生物の記事しかけ絵本(3+9ページ。人間が古代の巨鳥を狩っていたり、ゴリラのような生物が脅すように立ち上がったりします)
・7~8ページ目:先史時代のイエティのような生物と岩のような大亀。左右に生物の記事しかけ絵本3つ(3+3+3ページ)
・9~10ページ目:口を開いて飛び跳ねるサーベルタイガー。左右に生物の記事しかけ絵本3つ(5+3+5ページ。かなり大きいしかけが潜んでいます)
・11~12ページ目:鼻を長く伸ばしてくる古代のマンモス。左右に生物の記事しかけ絵本4つ(3+3+3+5ページ。回転しながら立ち上がる凝ったしかけもあります。しかもそれは、表と裏が違う状態を表現しているという、アイデアすらも捻られているものです)
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 「Encyclopedia Prehistorica」シリーズの第1弾は『Encyclopedia Prehistorica Dinosaurs Pop-Up(太古の世界 恐竜時代)』、第2弾は『Encyclopedia Prehistorica : Sharks and Other Sea Monsters(シャーク―海の怪獣たち)』です。
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 また、別の作家の本ですが、氷河時代の生物をテーマにした科学しかけ絵本には『氷河時代』があります。さらに、絶滅した生物ではありませんが、恐ろしい生き物の科学しかけ絵本には、『おそろしい捕食動物』もあります。

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