ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)
第3部 ホビー・おもちゃ
その他
SUPECENT ダイヤモンドアート キット30x40cm(13)
『SUPECENT ダイヤモンドアート キット ダイアモンドビーズ絵画キット DIY・手作り絵画手芸キット 5D モザイクアート ダイヤモンド塗装 全面貼り付けタイプ 30x40cm(13) 』
(感想)
30x40cmのダイアモンドビーズ絵画を作ることが出来る「SUPECENT ダイヤモンドアート キット」です。原画と道具がすべて入っているので、このキットだけで素敵な作品を作ることが出来ます。キットの内容は次の通りです。
「パッケージ内容」:1枚の5Dダイヤモンドアート、1枚のラベルステッカー(30点)、2個のグルー、3本のダイヤモンドペン、1個のビーズトレイ、1個の調整板、30枚ビーズ収納バッグ。
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「ダイヤモンドアート絵画」は、立体感のある5D効果のビーズ樹脂ラインストーンを貼り付けて製作するキットです。
原画はキャンバス生地に、高精細に描いてあり、ものすごく細かく英数字が書き込まれています。その英数字の指定に従って、すごく小さい半球形のビーズを貼り付けていくのです。ビーズには光沢があり、光が当たるとちょっぴりキラキラして綺麗です。
これを作るのは初めてだったので、どんな作品が出来るのだろうとわくわくしていたら、到着したのは細長い長方形のパッケージ。キャンバスは丸められた状態で届き、道具やビーズがその中に入っています。ところが……なんと作り方説明が、ほとんどないのです。
ちょっと困惑してしまいましたが、原画のキャンバスの周囲にビーズの対応番号一覧と、ごく大雑把な作り方説明イラストがありました。ビーズの対応番号は、数字の9まではビーズが入っている袋と同じ番号なのですが、10番以降はアルファベットに変えてあります。対応が分かるよう、小分け袋にアルファベットのシールを貼るようです(白紙シールが入っているので、それに自分でアルファベットを書きます)。10番以降がアルファベットに変えてあるのは、一桁でないと、原画の番号が小さくなりすぎて、読みにくいからだと思います。(なおアルファベットの「I」など、「1」と紛らわしくなるようない番号は、使われていないので安心です)。
そして原画の方は広げた状態で使うことになるので、広げたまま片づけたいなあ……と考えて、ちょうどいい大きさの空き箱を探して、それに道具ごと入れるようにしました。B4サイズより少し大きめの箱がいいと思います。
さて……これで、いよいよ作り始められる! と思ったのですが、道具の中に何やら用途不明のピンクの小さな板が2枚……これは何をするものなのか、まったく分かりません。仕方がないので、アマゾンの商品ページをもう一度見てみたら、そこに作り方が書いてありました。商品ページには写真も載っていますが、参考までに、以下にその文章部分を紹介します。
「5Dダイヤモンドアートの作り方」
1)ビーズの番号と台紙の番号を合わせてください。
2)付属のペンの先にグル―を少量付けてください。(グルーに貼ってあるシールを取ってください)
3)ビーズを受け皿に置いて、少し振ってください。
4)絵画のシールを少し取ってください。(一部分を完成した後また次に取ってください)
5)台紙(原画)の番号・記号に対応のビーズを貼り付けてください。
6)全部完成した後、ビーズがしっかり貼っているには本などで転圧してください。
……正直に言って、これでもよく分からない感じがありましたが、とりあえず実際にやってみることに。
「付属のペンの先にグル―を」の部分では、付属のペンの先を謎のピンク板に押しつけているようだったので、そのようにしてみました。付属のペン先のチューブにピンクの板がめりこんでいきました(ちぎれて入り込む)。そして半球のビーズの上にもっていって、ビーズに触ったら……ここでようやく「ピンクの板=グルー」の意味が分かりました! ピンクの板は弱粘着のグルーで、細かいビーズをそれでくっつけて、原画まで運ぶための運搬用材料だったのです! キャンバス原画には接着剤が一面に塗ってあるので、ビーズを指定番号の上に乗せてちょっと押すと、きっちり貼り付くようになっていたのでした!(グルーより原画の接着力が強いため)
ああ、こういうことだったのか! とようやく納得。このグルーは絶妙の粘着力で出来ていて、ビーズをちょうどうまく運べるようになっています。実はこの商品、商品ページの説明の下の方に「お客様に安心してご使用頂けるように、6ヶ月保証を提供しております。」と書いてありましたが、このグルーや原画の接着力を6ヶ月は保証してくれるという意味だったのでしょう。これを買った方は、放置しておかず、6ヶ月以内に作ることをお勧めします。
なおペン先のグルーは、ビーズを運んでいるうちに、細かいゴミを出してくるようになるので、こまめに除去することが必要です。
また原画の粘着力を保つため、作っていない部分は、絵画を覆っているシールを貼ったままにしておきましょう。
ビーズを貼る時には、原画の周囲から始めるといいと思います。そうでないと、原画の接着剤に手が触れてしまってベタベタするだけでなく、粘着力も弱くなってしまいます。
私はトレイには1度に1種類のビーズだけ出して、それを集中的に指定番号に貼り付け、手ごろな場所にある番号がなくなったら、次に手ごろな場所にある番号のビーズを出して、同様の作業をする……という手順で作っていきました。作業はどこでも中断でき、中断中は、絵画を覆っているシールを被せておけばいいので、自分のペースで進められます。
ただ……原画の番号もビーズもすごく細かいので、「根気」「器用さ」「視力」が必須です。ほぼ、刺繍のクロスステッチのキットのような感じなのです。もっともクロスステッチより、ずっと楽ではありますが……。
ひたすら、ちまちま、ちまちま、ビーズを貼っていきます(かなりの時間を必要としました)。
そして全部を貼り終わった後は、ビーズが簡単に取れそうな感じがする浮き部分を探して押さえつけ、ビーズのラインの微妙なズレが気になる部分を、付属のヘラやペンのお尻のヘラでまっすぐに修正しました。
そしてついに……完成☆ ほぼ原画通りの作品がキラキラのビーズで覆われて……とても綺麗です☆ 原画の方が高精細ですが、それがキラキラのドット絵に変わった感じ。うーん、感無量です。
さて、このままの方がキラキラが綺麗かもしれませんが、飾っているうちにビーズの凸凹に埃が入り込むのが嫌だったので、額に入れることにしました。絵の部分のサイズが35×25のようなので、あらかじめ買っておいたB4サイズのフレームに入れました(この場合は、周囲の白い部分などをカットする必要があります)。なかなかの見ごたえです。
私が購入したのは、ディズニーの月夜のお城という感じものですが、この作品は、青色だけでも多くの種類の微妙に色が違うビーズを使っているので、どことなく高級感が漂います。色合いも大人っぽくて、いい感じだと思います。
このシリーズには、他にもいろんな種類が出ているようなので、「根気」「器用さ」「視力」がある手芸・工作好きの方は、好きな作品を見つけて、ぜひ一度トライしてみてください(以下の商品リンクで、その一部を紹介しています)。とても大変ですが、楽しいですよ☆
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