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第1部 本
(しかけ絵本&技法、ペーパークラフト)

パズル

ムズムズムズい! 絵なぞなぞ111(クイズ法人カプリティオ)

『ムズムズムズい! 絵なぞなぞ111』2021/3/12


(感想)
「絵なぞなぞ」とは、イラスト、図版、数字、文字などの視覚的なヒントをもとに解くなぞなぞ、つまり、絵を見て何を意味するかを当てるのが「絵なぞなぞ」です。
 おまけのなぞなぞとの合計で111問もありますが、基本的に知識よりも「ひらめき」で解ける問題ばかりなので、あっという間に解けます(笑)。子どもっぽいなぞなぞが多めなので、親子で楽しめると思います。
 巻頭には「解き方のコツをおしえるマンガ」がついているので、「絵なぞなぞ」を知らない人も楽しく遊べます。ここで例題として出される絵は、「電子レンジ」からシマシマの尻尾が出ているというもの……なんだこれ? と思ってしまいましたが、「レンジ」と「シッポ」? 「レンジ」と尾? ……「お+レンジ?」でオレンジ……というオチ。これが「解き方のコツ」です(笑)。

 表ページに「なぞなぞの問題」、裏ページに「答え(「1コマギャグマンガ」付き)」があるという構成になっているので、表の問題の答えが分かったら、裏をめくれば、すぐに答え合わせが出来ます。
 例えば1問目の絵は、「ままま」。(まが3つの魚は何か?)まが3……3ま……もうお分かりですね(笑)。
 難易度は5段階ですが……難しく感じる問題は、ほとんどなかったような……(笑)。
 難しいなと思った問題も、ページの下に小さく逆向きに書いてあるネコの「ヒント」を読めば、すぐに答えをひらめけます(このヒントは、すべての問題についています)。
 すぐに答えをひらめけるのが、とっても楽しいですよ!
 ただ……「絵」である必要が本当にあるのかが疑わしい問題が多かったような気も(苦笑)……なにしろ圧倒的「おやじギャグ率」だったように感じたので。
 それでも「しょーもねー……」と思いつつ、どんどん解いてしまうのを止められなくなるのでした……。あほらしさが、たまらなく面白かった……(笑)。
 一つだけ難しく感じたのは、「33」に「耳」の絵、「56」に「山と鳥と雲(空)の絵」……この下が「54」でこれに対応する「絵」は何か?という問題。さすがにこれは、下のヒントに助けられました。「1234567をドレミファソラシドに変換してみよう」……ああ! そうか! というわけです。ネコさん、ありがとう。
 巻末にはミニなぞなぞという、文章だけのなぞなぞ数問がおまけについていましたが、これの難易度はちょっぴり高めで、最後まで楽しめました。
 ムズムズはするけど全然ムズくなかった(笑)『ムズムズムズい! 絵なぞなぞ111』……しょーもねー、と脱力しながらも、とっても楽しめました。短期決戦のひらめき系なぞなぞが好きな方は、ぜひ挑戦してみてください☆
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 なお社会や科学、IT関連の本は変化のスピードが速いので、購入する場合は、対象の本が最新版であることを確認してください。

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『ムズムズムズい! 絵なぞなぞ111』