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第1部 本
健康&エクササイズ
眼圧リセット(清水ろっかん)
『眼圧リセット』2021/1/28
清水ろっかん (著)
(感想)
6つの「手のひらマッサージ」で頭と目の周り(眼窩)を「1日1分」ほぐすだけの『眼圧リセット』マッサージの方法を教えてくれる本です。
読書好きで、本、パソコン、スマホを見ている時間がすごく長い私にとって、「目」はすごく大事なものですが、最近は酷使し過ぎかなーと反省しています。いつまでも健康な目でいたいと願っていたところ、ベストセラーになっているこの本を見つけたので、早速読んでみました。
日本人の失明原因の1位は緑内障(40歳以上で20人に一人患者がいると言われる国民病だそうです)で、その発症の原因は、近視の進行と眼球内の圧力によって受けた視神経のダメージだとか。
……そうか。でもまだ緑内障ではないのに無理なマッサージすると、かえって悪影響があるかも……と心配しながら読んでみましたが、眼球などの目の器官を直接マッサージするものではなく、頭蓋骨や顔をマッサージするだけだったので、少なくとも健康に害はなさそうです。
この本で教えてくれる『眼圧リセット』という骨格矯正で目がよくなる理由は、「頭から顔をマッサージするとき、目のくぼみである眼窩も押し広げる」ことで、結果的に「眼圧を下げる」ことになるそうです。
疲れて視界がぼんやりかすれたり、ドライアイがつらかったりするときにも「眼圧リセット」は効果があり、仕事中でも入浴中でも、「目がちょっと疲れたな」と感じた瞬間に即座にマッサージできる……なるほど、それなら……ということで、早速やってみることに。
まず「頭蓋骨」の緊張を取り除く「準備マッサージ」3種類(各1分)を行います。
1)側頭骨ほぐし
2)前頭骨ほぐし
3)頭蓋骨ほぐし
そしていよいよ「基本マッサージ」3種類(各1分)。
1)頬骨ほぐし:頬骨をほぐし眼窩の下を押し広げる
2)眼窩ほぐし:おでこにアプローチして、眼窩を上に押し広げる
3)鼻骨ほぐし:鼻骨を引き出して、眼窩を前に押し広げる
(これらのマッサージについて、本書内では、やり方を写真で詳しく説明してくれます。)
……目がよくなったという効果はすぐには分かりませんでしたが、頭から顔の緊張がほぐれて血流がよくなりそうな感じがするので、健康にはよさそうな感じがします。「眼圧の最大の敵はストレス」らしいので、このマッサージをすると気分転換にもなり、いろんな効果が期待できそう。これから日課に取り入れていこうと思います。
この他にも「目に直接聞いてくる新習慣」として、「1分間の仮眠」「意識的にまばたき」「目の遠近トレーニング」などや、「目に優しい姿勢になる新習慣」として正しい立ち方・歩き方など、いろいろな方法も教えてくれます。
簡単にできる毎日6分のマッサージで、「眼圧リセット」する方法を教えてくれる本でした。目の疲れなどを感じている方は、ぜひ読んでみてください☆
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なお社会や科学、IT関連の本は変化のスピードが速いので、購入する場合は、対象の本が最新版であることを確認してください。
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