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第1部 本
文学(絵本・児童文学・小説)
絵本・児童書(日本)
科学でナゾとき!わらう人体模型事件(あさだりん)
『科学でナゾとき!わらう人体模型事件』2020/8/6
あさだりん (著), 佐藤おどり (イラスト)
(感想)
学校でおこる事件の謎を、科学の知識を使って解き明かしていく推理小説で、小学生高学年から中学生向けの本です。
「科学×ミステリー」! どちらも大好きなので、すごくわくわくしてしまいました。「科学でナゾとき」というと難しそうにも思いますが、舞台は小学校で、謎も小学生と理科の先生が主体となって解き明かしていくので、そんなに難しくはありません。でも簡単でもないので、大人でも「どうして?」と不思議になるナゾばかりです。
しかもこれは短編4話の連作推理小説集。一話が短いので、小説が苦手な方でも、飽きずにどんどん読めると思います。話の途中に、ヒントがさりげなく散りばめてあるものもあるので、「ははーん、さては……」と犯人が分かってしまうこともあります(そこがまた楽しいのです)。
4話は次の内容です。
・暗い理科準備室にひびく、わらい声の正体は? <わらう人体模型事件>
・転校生がえがいた緑色の夕日のなぞ <太陽は何色? 事件>
・ぬれぎぬをきせられた彰吾の運命は!? <消えたリップクリーム事件>
・とつぜん赤いなみだを流す人形のひみつ <人魚姫のなみだ事件>
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何と言っても、この本の素晴らしいところは、読んで推理を楽しんでいるうちに、科学の知識も学べてしまうところ☆ 「へえー、そんなことが……」って驚くような、珍しい現象を知ることが出来ました(笑)。
楽しくて勉強にもなる本です。「本が苦手」な方にもお勧めです☆
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なお社会や科学、IT関連の本は変化のスピードが速いので、購入する場合は、対象の本が最新版であることを確認してください。
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