ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)
第1部 本
ペーパークラフトの本(日本の作家)
紙工作(切り紙、ペーパークラフト、モビール、他)
まるめて花束(一森加奈子)
『まるめて花束』2020/9/17
一森加奈子 (著)
(感想)
本のページを切り取ってまるめると、綺麗な花束になる『まるめて花束』の本。使い方はすごく簡単です。
1、ミシン目で切り取る
2、裏側にメッセージを一言書いてまるめる
3、渡す!
……こんなに単純な仕組みの本なのに、今まで見たことがなかった……斬新な発想に拍手☆
さて、A4ぐらいの大きさのページに綺麗な色彩で描かれているのは、サクラ、ヒマワリ、カーネーション、バラ、チューリップ、マーガレット、コスモス、ガーベラ、アネモネ 、ユリなど……全12種。カラーも色々です。
花のイラストの上部は、花の形に合わせてカットしてあるので、本当にまるめるだけで、花束っぽい感じになるのです。
とってもいいのですが……やっぱり本物の花束と比べると、あまりにもチープな感じがします(汗……個人の感想です)。これは「気持ち」を贈る花束。なので、中身が大切です。この花束には、裏面にたくさんメッセージを書くことができるので、そこに「みんなで寄せ書き」をするのが、もらった時に一番嬉しいのではないでしょうか。
普通、寄せ書きというと丈夫な「色紙」に書くものですが、これは丈夫とはいえ、まるめられるほどには薄い紙製なので、気楽な家族や友達への誕生祝とか、入院している友達への軽いお見舞いメッセージなどとして使うのに最適だと思います。12枚もあるので、家族の場合は、毎年の誕生祝の寄せ書きに使っていると、子どもの成長の記録にもなりそう。全部が同じ大きさの「紙」なので、保存も簡単にできます(この本に戻して本棚に保存する、てのもアリだと思います)。
大切な人の記念日に、みんなで少し高価なプレゼントをする時の、メッセージカード代わりに使うのも素敵です。カードよりもサイズが大きいので、職場や親戚一同など、大勢のメッセージが寄せ書きできます。
メッセージを書いて気軽に贈れる『まるめて花束』の本です。寄せ書き用のカードや色紙を探している方は、ぜひこの本も見てください☆
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