ちょき☆ぱたん　お気に入り紹介　(chokipatan.com)

第１部　本

しかけ絵本（海外の作家）
　※日本語の本（翻訳版）もあります

その他の海外の作家

クリスマスの夜はしずかにね! （サイクス）

『クリスマスの夜はしずかにね! (ポップアップえほん) 』2007/10/1
ジュリー サイクス (著), ティム ワーンズ (イラスト), Julie Sykes (原著), & 2 その他

（感想）
　クリスマスの夜のサンタクロースさんの仕事の「どたばた」っぷりをユーモラスに描いた、とっても楽しいしかけ絵本です☆
『クリスマスの夜はしずかにね!』というタイトルなのに、全然静かじゃない（笑）。歌うわ、落ちるわ、滑るわ、笑うわで、トナカイやネズミたちに、たしなめられる始末。
　このしかけ絵本は、とにかくサンタクロースさんたちの動きがユーモラス。ページを開くと、お茶目なサンタクロースさんが、いろんな「ドジ」な動きをして、それがとても面白いのです。
　とっても素敵なしかけ絵本なので、贈り物にしても喜ばれると思います。
　ただし、この絵本には、「飛び出さない」絵本版もあるので、購入時には、表紙に「ポップアップえほん」と書いてあるかどうかを必ず確かめてください。仕掛けの動きがとてもユーモラスで素敵なので、ポップアップ版がだんぜんお勧めです☆

・１～２ページ目：仕事に出かけるサンタさん。嬉しくて歌いだすと、トナカイたちに「静かに」とたしなめられます。（ページを開くと、プレゼントを持ったサンタさんが楽しそうに首を揺らして動きます。トナカイたちが首を振ります）
・３～４ページ目：夜空に飛び上がるソリ。（ページを開くと、サンタさんの乗ったソリが夜空高く進んでいきます。）
・５～６ページ目：雪の庭に落ちるサンタさんたち。（ページを開くと、サンタさんやトナカイたちが雪しぶきをあげて動きます）
・７～８ページ目：雪だるまのそばで、凍った庭に足をとられて滑るサンタさん。プレゼントの袋も飛び出します。（ページを開くと、サンタさんがすってん！と滑ります）
・９～10ページ目：大きなクリスマスツリーのある部屋で、びっくり箱に驚くサンタさん。（ページを開くと、サンタさんが驚いて腕をあげます。犬が小さく首を振ります）。このページの仕掛けは、びっくり箱の人形がサンタさんの内側に入るように、気をつけて閉じましょう。人形がサンタさんにひっかかって折れてしまいがちです。
・11～12ページ目：ローラースケートにはまって、どしーんと倒れるサンタさん。（ページを開くと、サンタさんが横に大きく転びます。びっくりした犬も動きます。）このページのサンタさんは、床のマットにひっかかりがちですが、ひっかからないように気をつけると、横にダイナミックに転んでくれます。
・13～14ページ目：プレゼントを配り終えて、ソリに飛び乗るサンタさん。（ページを開くと、サンタさんがソリに乗ろうと嬉しそうに飛び上がります）
・15～16ページ目：部屋に帰ってきて、眠りこむサンタさん。（ページを開くと、ぐっすり眠っているサンタさんのおなかや首が動きます。窓の外でトナカイが干し草をもぐもぐ食べて、ねずみが「静かに、サンタさんを起こしちゃダメ！」とトナカイをたしなめます。
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　別の作家の本ですが、『とびだす!クリスマスのまえのよる (とびだししかけえほん)』も、しかけ絵本としては比較的安価なのに、クリスマスらしい仕掛けが素敵で、見ごたえのあるしかけ絵本です。

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