ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本
(しかけ絵本&技法、ペーパークラフト)

しかけ技法(日本の作家)

すぐ作れる材料&型紙つき

びょうぶかーどBOOK にっぽん四季折々(PORIGAMI)

『びょうぶかーどBOOK にっぽん四季折々』2018/4/5
PORIGAMI (著)


(感想)
 屏風形のカードを作ることが出来る本です。
 四季折々のモチーフで、1月から12月の12枚の屏風カードを作ることが出来る厚紙と、季節ごとの便箋16枚(8パターンの模様2枚ずつ)で構成されています。
 サイズは小さいのに値段は1600円+税と少し高めですが(汗)、しかけカードを12枚作ることが出来る事を考えれば、お買得なのかもしれません(笑)。
 本を開くと、最初のページは「春」と書かれた薄い紙。その裏面には、春(3、4、5月)の屏風カードのそれぞれの作り方が、簡単にイラストで描かれています。
 そして次のページからは、3枚続いて厚紙になっていて、それぞれを切り離して組み立てる(点線に沿って山折谷折に折る)と、3、4、5月の屏風カード3枚になります。このカード用の紙には、切り目が入っていて、薄く折り目もつけられているので、あまり迷うこともなく簡単に組み立てられると思います。
 このような形式で、春、夏、秋、冬の順に3枚×4セットが入っているのです。
 完成した12枚のカードの写真は、裏表紙に一覧で掲載されていますので、それを組み立ての参考に出来ます。なお切り取り部分を取り去る部分は、抜き取られてはいないので、この裏表紙を参考に、きれいに抜き取ってください。

 それにしても屏風形になっているカードって、なかなかいいですね☆ しかけカードは、もらった後、部屋に飾って楽しむことが多いのですが、上下に開くカードだと、重力に負けて倒れて閉じてしまいがちだし、横に開いていても、風などで倒れることがあります。その点、屏風形カードはしっかりと立ちやすいので、安心して飾ることが出来ます。
 この『びょうぶかーどBOOK にっぽん四季折々』は、屏風によく似合う和風のモチーフなので、季節ごとの変化を楽しめるのではないでしょうか。
 また、和風モチーフにぴったり合う便箋も16枚付属しているので、グリーティング・カードとしても使えます。屏風カードの裏面にも簡単なメッセージを書くことは出来ますが、ちょっと読みにくいので、手紙を添えて送りたい時には、この便箋を使うといいと思います。(封筒は付属していませんが、屏風形に折ってカードにすれば、普通の大きさの封筒にも入ると思います。)
 簡単な工作を楽しめて、飾ることも出来る素敵な本です。英訳も付いているので、海外の方へのお土産としても喜ばれると思います☆

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