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第1部 本
生活
茂木和哉 落ちない汚れをラクに落とす掃除術
『茂木和哉 落ちない汚れをラクに落とす掃除術』2017/10/13
茂木 和哉 (著)
(感想)
家じゅうの汚れの落とし方をすごく具体的に教えてくれる本です。
ちょっと値段が高いけど、とてもよく落ちると評判の、洗剤・「茂木和哉」を作った茂木和哉さんによる初の著書だそうですが、意外にも、必ずしも洗剤・「茂木和哉」を使わなくてもいいようです。と言うのも、掃除用洗剤として必要なものは、次の5つだという教えだからです。
1)酸性洗剤(水アカ汚れを落とす)
2)アルカリ性洗剤(油汚れを落とす)
3)塩素系漂白剤(カビなどの生き物汚れを落とす)
4)酸素系漂白剤(油汚れを落とす)
5)クレンザー(落ちにくい、こびりついた物質を落とす)
……掃除用の洗剤というと、台所用とか風呂用とかトイレ用とか窓ふき用とか、場所や素材専用のものが各種売られているので、様々なものを購入していましたが……汚れに対応する性質を持つ洗剤を使えばいいだけのことだったんですね! 「理科」的に考えれば当たり前のことなのに、目からウロコでした……(汗)。
同様に掃除用のグッズも、次の7つでいいそうです。
「柄つきスポンジ」「フェイスタオル」「マイクロファイバータオル」「キッチンペーパー」「ラップ」「古歯ブラシ」「スクイージー」
なかでもラップを「タワシ」として使う方法は感動モノ。長さ40センチ程度のラップを手のひらでクシャっと丸めたものにクレンザーなどの洗剤をつけて、タワシとして使うのです。簡単だし、タワシより柔らかくて対象物を傷つけないので、このワザは使える!と思いました。
こんな感じで、家じゅうの汚れの落とし方を、写真つきで分かりやすく具体的に教えてくれるのです。例えば、お風呂では、大人の膝から上エリアはカビ菌が大半、膝から下は皮脂やせっけんカスをエサに繁殖した赤カビと黒カビやぬめり、と高さによって汚れの種類が違うので、それに合わせて洗剤の種類や濃度を変えて使うのだとか(写真つき)。説明が科学的なので、すごく説得力があります。
正直に言って、忙しい時には真っ先に後回しにしてしまう仕事が「掃除」だし、清潔すぎる環境はかえって生物の免疫力を弱くするという(都合のいい?)信念も持っているので、これからも気合を入れてピカピカに掃除する気はあまりありませんが(汗)、この本はすごく役に立ちそうなので、掃除したくなった時に、いつでも読めるよう、本棚に常備しておきたいと思っています。お勧めです☆
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『茂木和哉 水アカ洗剤 200ml』、『茂木和哉 の シミ抜き 専用酵素 「 純愛 」(繊維への究極の愛) 衣料用漂白剤 400g』は、この本の中で紹介されている洗剤です。
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別の作家の本ですが、『プロに教わるシンプル掃除術』、『“世界一"のカリスマ清掃員が教える 掃除は「ついで」にやりなさい!』など、掃除のやり方を教えてくれる本は多数あります。
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