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第１部　本

パズル

1枚クイズ（秋山 慎治）

『1枚クイズ』2012/12/18
秋山 慎治 (著)

（感想）
　短時間で楽しめる楽しいクイズ本です。クイズといっても博学さを要求する問題ではなく、「ひらめき」で解くタイプのものが多いので、パズル好きにも向くと思います。
　１枚クイズというのは、１枚の画像を手掛かりに、隠された法則を見つけたり、謎を解いたりしながら答えていくもので、著者の秋山さんのサイトはFacebookやTwitterで人気になっています。この本には、書き下ろし12問を含む、厳選した65問が収録されていて、このクイズを解くと、「発想力」「読解力」「思考力」「推理力」「応用力」がアップするそうです。
　問題の一つ（本の表紙にも出ている問題です）をここで紹介します。（答えは文末にあります。自分で解きたい方は、その部分から目をそらしてください（笑））
＝＝（問題）＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　次の「？」に入る数字は？
　　宿＋飯＝２
　　寒＋温＝７
　　苦＋苦＝12
　　人＋色＝20
　　では、転＋倒＝「？」
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　この問題をヒントなしに解くのは、結構難しいのではないかと思いますが、問題をめくるとヒントがありますので、それを読むと、だいたい解けるのではないかと思います。ヒントを読むと、「ああ！」とひらめくので、その瞬間がとても楽しい☆　ヒントなしに解ける時は、もっと楽しい（思わずドヤ顔になります）。残念ながらヒントを見ても解けなかった問題も、２～３問ありましたが……（汗）。
　短い時間で楽しめる「頭の体操」集で、気分転換に最適だと思います。思わず夢中になって、時間を忘れてどんどん解いてしまうのが問題ですが……（汗）。
　なお、この本の問題の大部分は、この本を購入しなくても、Facebook等で楽しむことが出来るようです（本の最後にURLが書いてあります）。
　また、本の最後にある問題（問題の一部しかないので、問題の残りの部分を解くのには、ネットで「裏１枚クイズの」URLにアクセスする必要があります）を解くと、３問の書き下ろしクイズを見ることが出来ますが、そのページには解答がありません。正解者はプレゼントに応募できるのですが、すでにプレゼント期間は終了していました（汗）。でも、この最後の問題も、「ひらめき」で解けるので、それ自体が楽しかったです。
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　別の作家の本ですが、『10パズル! こだわり編~4つの数字で10をつくる~』、『10パズル! ひらめき編~4つの数字で10をつくる~』、『ソモサン⇔セッパ! 公式問答集』、『ソモサン⇔セッパ! 公式問答集2』、『ソモサン⇔セッパ! 公式問答集3』、『考える力が身につく! 大人のクイズ≪傑作選≫』、『「頭がよい」って何だろう―名作パズル、ひらめきクイズで探る』など考える力を養うのに役立つクイズやパズルの本は多数あります。
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（ネタバレ注意！　問題の答え）
　「15」
（四字熟語の数字の部分を足しています。）

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