ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)
第1部 本
しかけ絵本(日本の作家)
しかけのないしかけえほん(のぶみ)
『しかけのないしかけえほん』2016/3/16
のぶみ (著)
(感想)
「しかけのないしかけえほん」です(笑)。
え? どういうこと? と思ってしまいました(笑)。絵本に「飛び出す」などの仕掛けはないのですが、楽しめるしかけがいっぱい詰まっているしかけ絵本。「しかけ」は読み聞かせをするママやパパが自分で演出するのです(笑)。要するに「みたて絵本」です。
例えば、絵本の見開きページに、翼をひろげた鳥が描かれています。その右上に小さく「ほんをバサバサさせてとばしてください」とイラストつきで書いてあるので、その通りにすると、絵本の鳥がバサバサ動き始める……という感じ。
なんだか分からないものが大きな口を開いたページもあって、その次のページには……ワニが! そのページをぱたぱたすると、ワニが口をガブガブします(楽しい!)。
ボタンのページもあって、「ボタンをおすと ママがジャンプするよ おしてみて! ピョンピョンピョーン」と書いてあります(ボタンを押されたらジャンプして!)。「ママがおすと きみがジャンプするよ ピョンピョンピョーン」。
登場人物は「ママ」が多いのですが、パパがやっても構わないと思います。その場合最後のページは、「ママにへんしん! かと思ったらパパでした! パパにギューしてチューして ハイ、おしまい!」と元気よく言いましょう。
この本は是非、お子さんと一緒に読んでください。一度に全部のページを読む必要はないので、どこか数か所でも良いと思います。走ったりジャンプしたりしなければならないので、一度に全部やるとかなり疲れるかも(笑)。でも、いつの間にか親子の距離が近づいて、すごく幸せな気持ちになれる、とてもステキな絵本です☆ お勧めです☆
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のぶみさんの他の本、『かばたろうのどうぶつえほん (パズルえほん)』に関する記事もごらんください。
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のぶみさんは、他にも『うんこちゃん』、『うんこちゃん ようちえんへいく』、『あたまのうえのかみさま』などの絵本を出しています。
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別の作家の本ですが、『もう ぬげない』、『このあと どうしちゃおう』、『ぼくのニセモノをつくるには』、『りんごかもしれない』など、楽しい絵本は、他にも多数あります。
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