ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)
第１部 本
（しかけ絵本＆技法、ペーパークラフト）
パズル
aha! Insight ひらめき思考、aha! Gotcha ゆかいなパラドックス（マーチン ガードナー）
『aha! Insight ひらめき思考(1) 、(2)』2009/10/16、2009/11/21
マーチン ガードナー (著), 島田 一男 (翻訳)
（感想）
数学パズルの原点ともいえるあらゆるタイプの問題が網羅されたパズル集です☆
タイトルにあるように、ひらめきが必要な問題もありますが、ひらめかなくても解ける程度の普通の数学パズルも多く、それほど時間をかけずに解ける問題多めの楽しいパズル集です。問題に添えられているイラストもとてもユーモラスで、ゆるーい気持ちで頭の柔軟体操をすることが出来ます（と言っても、中にはちょっと手強いものもありましたが……汗）。
問題を解いた後の解説には、しっかり答えに至るまでの数学的な道筋が示されているので、数学が苦手な人が、数学を学びたくなる動機（きっかけ）も与えてくれます☆
ところで、この本は1980年頃の別冊サイエンスの再販だということなので、その本を持っている方の参考になるよう、目次を以下に示します。
『aha! Insight ひらめき思考(1) 、(2)』目次
第１巻
第一章 組合わせのひらめき
双子に同じ色のガムを／中学卓球選手権／トンチ先生のグラス／いじめっ子はきらい／赤ちゃん取り違え事件／コップの中のコイン／ビフテキ大作戦／タイルばりのテラス／トンチ先生のゆかいな仲間たち／錠剤騒動パートI／錠剤騒動パートII／担保がわりのブレスレット
第二章 図形のひらめき
チーズはおいしく切りましょう／市営ひし形プール／チェス盤のナイト交代劇／もとのさやにおさめて／極点周遊パイロット／マッチのトンチ／いまいましい区分け／ユークリッド先生の立方体／じゅうたん騒動／ケーキカットは平等に／えーと，エイト／四角の中の四人家族
第２巻
第三章 数のひらめき
レコードを割って？／ネッシーの秘密／そして一人残った／目と足／大激突／謎の商品／水に流した帽子／ブタさんの貯金箱／ヘンリー伯父さんの時計／アメリカ建国記念
第四章 論理のひらめき
運転手さんはウソつき／ディスコのチークタイム／いじわるなぞなぞ／大泥棒のトリック／アック博士の推理入門／アック記念賞レース／おんぼろ床屋で散髪を／おしゃべり床屋／サンバレー殺人事件／ドッキリ茶番劇
第五章 仕事のひらめき
聖なるカバとアルキメデス／スイートホームの家事分担／忍びのアクロバット／ラジコン飛行機やーい／色男はつらいよ／外科手術危機一髪
＊
『aha! Gotcha ゆかいなパラドックス(1)、 (2)』2009/10/16、2009/12/19
マーチン ガードナー (著), 竹内 郁雄 (翻訳)
常識や論理をひっくり返すパラドックスが満載の本です。人間の直感をだますワナに「アハ!」と気づくことで、問題解決力を伸ばすことが出来ます。
この本も1980年頃の別冊サイエンスの再販らしいので、その本を持っている方の参考になるよう、目次を以下に示します。
『aha! Gotcha ゆかいなパラドックス(1)、 (2)』目次
第１巻
第一章 論理
ウソつきのパラドックス／バッジと落書き／反対の反対／コンピューターガ発狂する日／無限回帰／プラトンとソクラテスはどっちがウソつきか？／アリスと赤の王様／ワニをだます法／ドン・キホーテのパラドックス／ひげをそらない床屋／占い師，修理ロボット，カタログのカタログ／おもしろい人とつまらない人／意味論と集合論／メタ言語／型の理論／聖者の予言／予期せぬトラ／ニューカムのパラドックス
第二章 数
イスとりゲームよさらば／もうけはいくら？／人口急減少／マジックナンバー9／頭にきた運転手／消えた一ドル／魔法の行列／奇妙な遺言／驚異の暗号／ホテル無限／アレフのはしご
第三章 幾何
回るものを回る／月の謎／鏡のマジック／貴夫人は鬼ババか？／ランディ氏の敷物／消えるレプラコーン／知能的銀行ドロ棒／ドーナッツを裏返す／不思議な編みひも／避けられない地点／不可能物体／病気にかかった曲線／未知の宇宙／反物質
第２巻
第四章 確率
ギャンブラーの誤り／四匹の子ネコ／いかさまのスリーカード／エレベーターの怪／困っちゃうな，デートが多くて！／貝殻ゲーム／チャカラック／ウム，オウム？ウムム／札入れゲーム／平等視の原理／パスカルの賭け
第五章 統計
いかさま平均／ママ・オブ・ザ・イヤー／飛び込む前にもう一度／「世間はせまいね」パラドックス／あなたの星座は？／パイの中の数字／勇者と太陽／だんごの理論／とっておきのトランプ手品／選挙のパラドックス／ミス・ロンリーハート／ヘンペルのカラス／グッドマンのグルー
第六章 時間
キャロルのクレージー時計／変な車輪／欲求不満のスキーヤー／ゼノンのパラドックス／ゴムのロープ／超仕事／メリーとトムと忠犬フィド／時間は逆行できるか？／タイムマシン／タキオン電話／パラレル・ワールド／時間の膨張／運命 偶然 自由意志
＊ ＊ ＊
マーチン・ガードナーさんには、他にも『マーチン・ガードナーの 数学ゲーム 1 (別冊日経サイエンス 176)』、『マーチン・ガードナーの 数学ゲーム 2 (別冊日経サイエンス 182)』、『マーチン・ガードナーの数学ゲーム3(別冊日経サイエンス190)』、『数学で織りなすカードマジックのからくり』など、楽しくてためになる本があります。
また、他の作家の本ですが、『ひらめきの物理学 身近な物理現象を77のパズルとパラドックスで解き明かす』は、“ひらめき"で物理学を楽しむために、いろいろな難問、なかでも“パラドックス"を集めた本です。
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