ちょき☆ぱたん　お気に入り紹介　(chokipatan.com)

第１部　本

しかけ絵本（海外の作家）
　※日本語の本（翻訳版）もあります

その他の海外の作家

動物たちのゆかいなしぐさ（ナショナルジオグラフィックソサエティ）

『和書：動物たちのゆかいなしぐさ (かがくしかけえほん)』2007/4
きたむら まさお (翻訳), ナショナルジオグラフィックソサエティ

『洋書：Pop-Up: Animals Showing Off（英語）』1991/1/1
National Geographic Society (著)　　

（感想）
　動物たちのゆかいな動きを楽しめるしかけ絵本（図鑑）です。ナショナルジオグラフィックソサエティの絵本なので、イラストも内容も図鑑のように充実していて、さまざまな動物に関する勉強にもなると思います。
　この絵本のテーマは「動物のゆかいなしぐさ」なので、ページを開いたり、つまみを引くと、動物が動くのを楽しむことが出来ます。思わず笑ってしまうような、面白い動きをする動物も……。しかけ技法もさまざまなものが駆使されているので、しかけ絵本の技法に興味がある方にも参考になると思います。
　内容もかなり学術的なので、しかけ絵本で楽しめる動物園みたいです☆
　とても楽しい学べる絵本。贈り物にも最適だと思います。
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・１～２ページ目： 頭の上の長い冠毛をふりたてて大きく飛び出してくるモモイロインコ。
・３～４ページ目：立ち上がる花のしげみの陰にかくれたキツネがヤマアラシをうかがっています（飛び出す＋つまみ引きしかけ）。左下に、あしをばたつかせるアオアシカツオドリ（つまみ引き）。右下に、羽を広げるイオメダマヤママユ（つまみ引き）。
・５～６ページ目：飛び出すエリマキトカゲ。左上に、体をくねらせるイモムシ（つまみ引き）。右上に、体を大きくするフクロウ（つまみ引き）。右中に、花陰のカメ（めくりしかけ）。右下に、あたふた逃げるエリマキトカゲ（つまみ引き）
・７～８ページ目：大口をあけるカバが飛び出します。左上に、胸をたたくゴリラ（つまみ引き）。右上に、耳をふるゾウ（つまみ引き）。右下に、水中に沈むカバ（つまみ引き）。
・９～10ページ目：角をたてて飛び出すヘラジカ。左上に、くちばしを開け閉めする２羽のツノドリ（つまみ引き）。左下に、闘うクワガタムシ（つまみ引き）。右側に、羽をはばたきあうダチョウたち（つまみ引き）。
・11～12ページ目：左上で、マダラクサガエルのオスがのどをふくらませます（つまみ引き）。中上に、マダラクサガエルの群れが飛び出します。右上では、オレンジヒキガエルが跳ねだします。中下には草むらと切り株が飛び出し、草むらの左でホタルが光を明滅させます（つまみ引き）。切り株の上ではコオロギのオスが羽をこすりあわせて鳴きます（音の出るつまみ引きしかけ）。
・13～14ページ目：中上で、クジャクが扇のように羽を広げます（飛び出し）。左下に、ベタのカップルが水中を泳ぎます（つまみ引き）。右下の貝の陰からオスのシオマネキが大きなはさみをふります（飛び出し）。
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　別の作家の本ですが、『森のいきもの (音が出るしかけ図鑑)』も楽しくて勉強になる、しかけ絵本です。

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