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第1部 本

健康&エクササイズ

自重体幹トレ100の基本

『自重体幹トレ100の基本』2014/9/29
比嘉 一雄 (監修)


(感想)
 体幹のトレーニング法を教えてくれる本です。前著『自重筋トレ100の基本』と内容は一部重複していますが、今回は「体幹」を中心に鍛えるための本です。「体幹」とは、頭と四肢以外の筋肉のことで、腕や足の筋トレばかりしている人には、このトレーニングが最も効果があるとのことです。健康のためにランニングや登山をしている人にも良いのではないでしょうか。
 なお、前著『自重筋トレ100の基本』でも体幹は鍛えられますので、前著のある方は、あえて購入しなくても大丈夫だとは思いますが、違うトレーニング・メニューが入っていますので、トレーニングに変化をつけるのにも使えると思います。
 また食事に関する記事にも、「トレーニングDayの食事モデル」や「コンビニメニューの上手な選び方」などの新しい内容があり、「トレーニングDayの食事モデル」では、朝昼夜の三食の例の他、朝練や夕方の部活前には、練習前に牛乳などを飲もう(朝練で、何も食べずに練習するのはNG!)とか、「コンビニメニューの上手な選び方」には、筋トレ前後の栄養補給でのコンビニメニューの活用法など、すごく実践的な解説がありますので、前著を持っている方でも、この本を購入する意義は十分あると思います(価格も安いですし)。

 さて、この本のトレーニング・メニューには、「ある姿勢を60秒キープ」などのトレーニングが入っていますが、姿勢キープするときにカラダを固定する作用はスタビリティマッスルが多く使われるそうで、これを鍛えることで強い体幹を作ることが出来るそうです。
「特に意識して欲しいのが、横のスタビリティマッスル」と書いてありますが、これは本当に実感です(汗)。ずっと一般的なエクササイズは続けていたので、身体の横側の筋肉も当然ついているだろうと思っていたのですが、ヒップリフト(横向きになって床に肘をつき、お尻をあげる)をやってみて、「横の筋肉が弱い」のに愕然としました。一般的な運動では、前後の筋肉は鍛えやすいけど、横の筋肉はなかなか鍛えられないようです……。もっとも、何度もトレーニングしているうちに、だんだんと鍛えられてはきましたが(汗)。(なお、このスタビライゼーションに関しても、前著に、これと類似したトレーニングが「番外編」メニューとして掲載されています。またこの本の方には、「番外編」トレーニングとして、脚や背中・腕など四肢を鍛えるメニューもありますので、前著『自重筋トレ100の基本』か、この『自重体幹トレ100の基本』のどちらか一冊だけでも、十分、筋トレ・体幹トレの両方が出来ると思います。)
 筋肉や体幹のトレーニングをして、健康な体を維持しましょう☆
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 比嘉さんの他の本、『自重筋トレ100の基本』、『驚くほど伸びる 動的ストレッチ』に関する記事もごらんください。
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 別の作家の本ですが、『究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング』、『ゴールドジム・メソッド―すべての人々に結果をー“筋トレ”の基本は万国共通!』、『自宅で、30分でできるダンベルトレーニング』、『腹を凹ます体幹力トレーニング (王様文庫)』、『筋トレを続ける技術-自宅で気軽に体脂肪燃焼』、『ストレッチ100の基本』、『目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名』、『美しいボディラインをつくる女性の筋力トレーニング解剖学』など、健康に役立つ本は多数あります。

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