ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

ペーパークラフトの本(日本の作家)

紙工作(切り紙、ペーパークラフト、モビール、他)

りったい お花館

『りったい お花館 (小学館の図鑑NEOのクラフトぶっく)』
2008/7
神谷 正徳 (著)


(感想)
 とても綺麗な花が、30種類も作れるペーパークラフト本です☆ 子供向けの本ですが、大人でも満足できるほど素敵なお花が作れます。
 グラデーションつきの色鮮やかな印刷厚紙のページからお花のパーツを取り出して、山折り谷折りした後で、花びらなどに軽くカールをつけ、必要な箇所を接着剤でとめれば出来上がり☆
 すごく簡単に出来るのに、意外なほど見栄えのする素晴らしい花を作ることができます。あまりにも綺麗なので、子供たちが作っているのを見ているうちに、お母さんも我慢しきれなくなって、一緒に作ってしまうこと間違いなし(笑)。
 この本の三分の二は、お花のパーツが印刷された厚紙用紙で、残り三分の一が、作り方説明書。お花を作るのに必要なのは、木工ボンドやセロハンテープなどの接着剤のみ。お花のパーツには切り目が入っているので、手で切り取ることが出来ます。ただし手で切り取ると、切り目の間の小さく留めている部分が毛羽立ってしまうことがあるので、はさみを使って切り離した方が、より美しい仕上がりになります。
 もちろん出来上がったお花を飾って楽しむことも出来ます。親切なことに、飾るための花瓶も作ることが出来るのです(笑)。花瓶に入れるときには、お花に長い茎をつけます。花瓶は紙で出来ているので、真ん中あたりに小さく切り目を入れて、短い茎のままの花を挿しこんで飾ることも出来そうです。
 小学館の図鑑シリーズらしく、お花には、名前と咲く時期などの説明の他、花ことばまでついた小さいプレートをつけることが出来るようになっています。お花を作った後、茎の一部にそれをつけておくと、お花を手に取った人に「これはなんていう花なの?」と聞かれた時に、安心して答えられます(笑……それ以前に、お花を見た人は、勝手にこのプレートを読んでくれるでしょうから、聞かれなくなって安心です)。もちろんお花の名前を覚えるなど、子供たちの知育にも役にたちます☆
 子供が作るクラフトとして楽しめるのはもちろんのこと、ちょっとした気分転換や、お年寄りの脳トレにもぴったりです☆ ホームパーティのネタとして、みんなで作って飾り、帰りにそれぞれ持ち帰る、なんていう使い方をしても素敵なのではないでしょうか。
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 小学館の図鑑NEOのクラフトぶっくシリーズの他の本、『りったい世界遺産』に関する記事もごらんください。
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 大人が作っても楽しい小学館の図鑑NEOのクラフトぶっくシリーズには、『りったいやさいくだもの館』、『りったい両生類・はちゅう類館』、『りったい とり館』、『新 りったい 恐竜館』、『新・りったいどうぶつ館』、『新・りったい昆虫館』、『小学館の図鑑NEOのクラフトぶっく りったいティラノサウルス ビッグ!』など、多数の本があります☆

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