ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)
第1部 本
描画参考資料
空色通信
『空色通信』1996/4/1
高橋 健司(著))
(感想)
美しい草木や里山、街の写真でつづる日本の四季(歳時記)の写真集です。
この本は、ロングセラー『空の名前』で有名な高橋健司さんが、身近な四季の移ろいを訪ねて写真と文章で綴った記録集で、各月のページには暦にまつわる簡単な解説があり、本文ページには気象に関するデータも載っています。
春から夏への写真を眺めると、日本の四季の素晴らしさを再認識することが出来ます。身近な風景や植物を題材にした写真が多いので、絵を描くときの参考にも出来ますし、文章を書くときにイメージを具体化するのにも役立つと思います。
四季全体を俯瞰して眺められるので、たとえば夏の暑い盛りに秋の風景を描くときにも、青空に映える鈴なりのオレンジいろの柿の木の写真や、地面に落ちた紅葉の写真などを見て、秋のイメージを、よりリアルに感じることが出来るのではないかと思います。
『空の名前』より全体に写真のサイズが大きいので、一枚一枚がとても鮮烈に見えますし、身近な風景のはっとするような美しい一場面が切り取られているので、眺めているだけでも心が癒され、資料としてもとても参考になると思います☆
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高橋健司さんの他の本、『空の名前』に関する記事もごらんください。
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別の作家の本ですが、素晴らしい空や雄大な風景の写真集は、他にも『海洋地球研究船「みらい」とっておきの空と海』、『空から見た美しき世界』など色々あります。
また夕闇や夜の空の写真集としては、『BLUE MOMENT』、『フォトミュージアム地球の夜: 空と星と文化遺産』、『山の星月夜 眠らない日本アルプス―菊池哲男写真集』など素晴らしい作品集があります。
さらに、航空写真の撮り方を教えてくれる本としては、『ルーク・オザワの ヒコーキ写真の撮り方: 光、空、風景で魅せる!』、『ヒコーキ写真テクニック』、『世界で一番わかりやすい航空気象-今までに無かった天気のはなし-』などもあります。
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