ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

ペネロペゆきあそびをする(Penelope in the Winter)

『和書:ペネロペゆきあそびをする(ペネロペしかけえほん)』
2004/8/24
アン グットマン (著), ゲオルグ ハレンスレーベン (イラスト), ひがし かずこ (翻訳)

『洋書:Penelope in the Winter (Penelope (Scholastic))(英語)』
2005/11/1
Anne Gutman (著), Georg Hallensleben (イラスト)


(感想)
 人気のペネロペが、スキーなどの楽しい雪遊びを見せてくれるしかけ絵本です。つまみをひっぱると、ペネロペが意外な動きをするのがすごく楽しくて、大笑いすること間違いなし☆
 動きの愉快さだけでなく、しかけ技法的に考えると、この絵本は、ひっぱり技法の宝庫でもあります! すごく参考になります。
 ところで、「ペネロペ」絵本シリーズは、しかけの見事さに比べて価格が安いと思うのですが、ちょっと壊れやすいという欠点があります(汗)。大人なら壊さない程度の丈夫さはもちろんあるのですが、力加減が不器用な幼い手でひっぱると、壊れてしまいがちなので注意が必要です。ひっぱると意外に複雑な動きをする、ということは、中のしかけ機構が複雑に出来ているということを意味しているので、壊れやすいし修理がしにくいという面があるのですよね……。
 でも……壊して悲しい思いをする、というのも知育の一つと考えて、思う存分、楽しませてあげて下さい☆

・1ページ目:雪遊びのため手袋を探すペネロペ。つまみをひっぱると箪笥の両扉が開きます。
・2ページ目:ブーツをはきたいペネロペ。つまみをひっぱると豪快にブーツを履かせられます(笑)
・3ページ目:雪だるまを作るペネロペ。つまみを下にまっすぐひっぱると、雪だるまの頭が円軌道で上に乗ります。
・4ページ目:雪合戦するペネロペ。つまみを動かすと、雪玉が当たります(涙)。
・5ページ目:雪に埋もれたソリを探すペネロペ。つまみを引くと、雪山が崩れます。
・6ページ目:ソリすべりするペネロペ。つまみを引くと、くるくる回ってソリから落っこちます☆(これが傑作!)
・7ページ目:紐のリフトで山頂に登るペネロペ。つまみを引くと、ペネロペが斜面を登っていきます。
・8ページ目:スキーするペネロペ。つまみを引くと、ペネロペが蛇行しながら斜面を滑り下ります。
・9ページ目:スキーウェアを脱ぎたいペネロペ。つまみを引くと、ペネロペが豪快に着替え!
・10ページ目:つまみを引くとゴーグルを外すペネロペ。雪焼けしてます(笑)
   *    *    *
 グットマンさんは、他にも『ペネロペ びょういんへいく』、『ハッピーバースデー、ペネロペ!』、『ペネロペチョコレートケーキをつくる』、『ペネロペ スポーツをする』、『ペネロペ パリへ いく』、『ペネロペ ルーヴルびじゅつかんにいく』、『ペネロペようちえんへいく』などの多数のペネロペしかけ絵本を出しています。そちらも、おすすめです☆

Amazon商品リンク

興味のある方は、ここをクリックしてAmazonで実際の商品をご覧ください。(クリックすると商品ページが新しいウィンドウで開くので、Amazonの商品を検索・購入できます。)