ちょき☆ぱたん　お気に入り紹介　(chokipatan.com)

第１部　本

しかけ技法（海外の作家）
　※日本語の本（翻訳版）もあります

型紙なし

Creative Pop-Up: A History and Project Book

『洋書：Creative Pop-Up: A History and Project Book: A Fascinating Introduction to Paper Engineering, With 50 Step-by-Step Folds and Techniques（英語）』2014/6/7
Trish Phillips (著), Ann Montanaro (著)

（感想）
　ポップアップカードに関する総合的ノウハウ本（英語）です。ポップアップカードに関する歴史から、ポップアップカードの作り方まで、詳しく掲載されています。ただし前作『The Practical Step-By-Step Guide to Making Pop-Ups & Novelty Cards』をすでに持っている方は、この本を買う必要はほとんどありません。この本は、前作の抜粋（再編集）版です。
　最初の、歴史の部分と、紙や道具の説明・カード作りの基礎技法については、前作とほぼ同じ内容です（写真も同じ）。
　次に、ポップアップ技法の詳細説明については、前作では、「技法の最もシンプルな形（白紙で作られているもの）＋その技法を使った作品例のセット」で掲載されていたのですが、今回は、技法の最もシンプルな形がまとめて紹介された後、その技法を使った作品例の一部が掲載されるという順番になっています。この部分は抜粋版になっています。
　最後のギャラリー（ポップアップ作品の写真展示）の内容も、充実していますが、同じように前作の抜粋です。
　ただし抜粋版とはいっても、主要な部分はかなりカバーしてあるので、前作を買い損ねた方は、この本を買う価値は十分あります。前作同様、とても内容の充実した本であることは間違いありません。
　また前作をもっている方も、この本を買う価値がまったくないわけではありません。内容に新しい部分はありませんが、なんと言っても前作はとても重かったので、とにかく読むのが大変でした（汗）。この本も軽いとまでは言えませんが、手に持って読める程度の重さです。何度も読み返したい方は、こちらの本の方が良いかもしれません。
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　トリッシュ フィリップスさんの他の本、『The Practical Step-By-Step Guide to Making Pop-Ups & Novelty Cards』に関する記事もご覧ください。（この本の前作で、内容も重量もさらに充実している本です）
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　またこの本の少し前に、同じ作者の『How to Make Pop-Up Cards: 55 Practical Projects Including Step-by-Step Folds』も発売されていますが、表紙を見た感じでは、この本と同じく『The Practical Step-By-Step Guide to Making Pop-Ups & Novelty Cards』の抜粋版（この本とは別の部分を抜粋している本）のような気がします（こちらは購入していないので、未確認ですが……）。

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