ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

よこながきしゃぽっぽ
 (Richard Scarry's Longest Book Ever!)

『和書:よこながきしゃぽっぽ (おりたたみしかけえほん)』
1995/02
リチャード スキャーリー (著), Richard Scarry (原著), きたむら まさお (翻訳)

『洋書:Richard Scarry's Longest Book Ever!(英語)』
1995/9
Richard Scarry (著, イラスト)


(感想)
 英語版のタイトル『Richard Scarry's Longest Book Ever!』の通りに、じゃばら状に折り畳まれているページを全部開くと、なんと3メートル近くにもなるという汽車ぽっぽの本です☆
 しかけ絵本全体が長~い蒸気機関車になっていて、表紙をめくると、裏表紙が駅のホームになっています。そこでゴリラのバナナンに「汽車の中に積み込んであるバナナを探して」と頼まれて、さっそく捜索開始!
 最初のページにあるのは、もちろん煙突付の蒸気機関車(運転台)、扉をめくると可愛いネズミさんが石炭をシャベルですくおうとしています。次のページは荷物コンテナ、次にはバスが乗っています。その次のページには、なんとクレーン車が!(クレーンの先を手でくるくる回せます。)さらに飛行機、消防車、なんか……バーベキューしているブタ君までいたりして……バナナを探しながら、車内を細かく見ていくと、いろんなものを発見できます(めくりしかけの扉が、あちこちにあります)。

 汽車の上部全体や内部の一部が、車や飛行機の形に型ぬきされていて、それが架台の上に、実際に乗っているかのような感じに見えます。本全体が、かなり丈夫な厚紙で出来ているので、ページを広げて伸ばしても、きちんと自立し、まるで平たい蒸気機関車が床の上に停まっているかのようです。
 しかも260センチぐらいの長さがあるので、子供部屋に広げると、子供が遊ぶワークスペースをさりげなく仕切ることが出来て、お手玉やボールが転がり出るのを防ぐことも出来ます(笑)。また、本の高さは15センチぐらいなので、子供の足でも、またいで出られると思います。色々な使い方や楽しみ方が出来る本です。
   *   *   *
 この本ほど長くなる本はあまりありませんが、広げると170センチぐらいになる本には、『どうしゃがいっぱい』『しゅっぱつしんこう!』などがあります。
 また長くなる絵本ではありませんが、『ふみきりカンカン!』は、ふみきりの遮断機をおろすと「カンカン」と音が流れて赤い光が点滅するという、交通ルールを学べる楽しい絵本です。その他、『れっしゃ: かっこいい のりもの』『ないしょでんしゃ』『でんしゃ(めくるうごかすしかけずかん)』などの、楽しい電車のしかけ絵本もあります。

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