ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)
第1部 本
しかけ絵本(日本の作家)
きんぎょがにげた
『きんぎょが にげた (福音館の幼児絵本) 』1982/8
五味 太郎 (著)
(感想)
幼い子供向けの、絵さがし絵本です。
「絵さがし」というのは、『ミッケ!』や『ウォーリーを探せ!』でおなじみの、絵の中に隠れている何かを探して遊ぶ絵本のことですが、『ミッケ!』や『ウォーリーを探せ!』がどちらかというと大人向けで、探す対象のものが絵の中の細々としたものに紛れていたり、うまく偽装されていたりして見つけにくいのに対して、この『きんぎょが にげた』は幼い子供向けなので、大人なら一目で見つけられる程度の難易度になっています。(『ミッケ!』シリーズには、より小さい子供向けの『ちっちゃなミッケ!』がありますが、それとほぼ同じ程度の難易度です)
金魚鉢から逃げだしたピンクの金魚が、カーテンのもようの中に隠れたり花の中に隠れたりしています。「どこににげたのかな?」と指をさしながら探します。
探しながら、いろいろな物の形を覚えることが出来たり、親がその名前を教えてあげたりすることも出来るでしょう。色彩も五味さんらしい可愛いカラフルさなので、探すのもとても楽しいし、うまく探し出せると適度な達成感も味わえます。
* * *
五味 太郎さんは、この他にも、『まどから おくりもの』や『とうさんまいご』、『きいろいのは ちょうちょ』など子供向けの人気の絵本やしかけ絵本を多数出しています。
また、ルーシー カズンスのメイシーちゃんシリーズ『おたのしみひろばへゆきます』、『おたのしみきょうしつへゆきます』、『ベッドにはいります』、『およぎにゆきます』の翻訳もしています。
別の作家の本ですが、『とびだす絵本 おもちゃばこ』は、絵本からヨットや車など10種類の懐かしくて可愛いおもちゃが飛び出してくる楽しい本です。
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