ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)
第1部 本
ペーパークラフトの本(日本の作家)
紙工作(切り紙、ペーパークラフト、モビール、他)
精密立体 ペーパーバイオロジー
『精密立体 ペーパーバイオロジー (飛鳥新社ポピュラーサイエンス) 』2012/9
土屋英夫 (著)
(感想)
生物や顕微鏡などのペーパークラフトを作ることができるペーパークラフト集です。
本の最初に、この本で作るペーパークラフトの出来上がり見本の写真と解説があり、続いてその作り方説明(必要な道具・基礎的な技法の説明・各クラフトの作り方解説)、最後に各ペーパークラフトの型紙(両面印刷されていて、このまま切って組み立てる)がついているという構成になっています。
この本だけで、「T4 ファージ」「ショウジョウバエ」「脳アトラス」「眼球アトラス」「三葉虫」「アノマロカリス」「哺乳類の適応放散」「くるくる伝導伝達」「ロバート・フック顕微鏡」「飛び出す細胞」というユーモアとセンスに溢れた10種類のペーパークラフトを作ることが出来ます。
一つ一つはとてもリアルで、かなり科学的にも正確なようなので、多分生物の学習にも役立つのだとは思うのですが、ショウジョウバエなどをちまちま作っていると、「なぜこんなものを作らなければならないのだろう?」とふと疑問に思えて、なんだか笑ってしまいます。
ニューロンやシナプスに関する真面目な解説がありますし、著者は生物の授業向けにペーパークラフト教材を作っているので、本当に学習に役に立つのでしょう。楽しくて、ちょっと勉強にもなるので、夏休みの自由研究などにも最適なのではないでしょうか。
* * *
同じ著者の本ではありませんが、『大好き! ダイオウグソクムシ』は、日本で初めての「ダイオウグソクムシ」本で、1号たんペーパークラフト付きです(笑)。
ペーパークラフトを作りながら楽しく学べるという夢のような本は、『こども大図鑑 恐竜』、『J Ships (ジェイ・シップス) 2013年9月号
[雑誌]』、『戦艦大和をつくる(1/350スケール) (大人のペーパークラフト)』、『超重機アスタコNEO ~1/22スケール超精密ペーパークラフト』、『ペーパークラフト蒸気機関車D51
498』、『自作のプラネタリウム』など、他にもいろいろあります(『こども大図鑑 恐竜』は初回特典でトリケラトプスのペーパークラフトがついています)。
また、本ではなく「おもちゃ」ですが、『恐竜骨格標本発掘キット ティラノサウルス T-REX』などもあります。
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