ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本
(しかけ絵本&技法、ペーパークラフト)

しかけ技法(日本の作家)

型紙つき

しかけのあるカードとえほんを作ろう!

『しかけのあるカードとえほんを作ろう!』2008/12
 柴田 泰 (監修), aque (イラスト)


(感想)
 実際にしかけカードや絵本を作りながら、飛び出したり引っ張ったりするしかけの技法や、しかけ絵本の作り方を学べる本です。
 最初にカラー印刷でカードや絵本などの作品の見本写真があり、次にモノクロ(青インク)の作り方説明、最後に型紙、という構成になっています。型紙はそのまま切って使えるものではなく、コピー(拡大コピー)して使います(モノクロなので、カラーにしたい場合は、自分で着色します)。
 出来るカードや絵本は、イラストがとても可愛い子供向けのものですが、学べるしかけ技法自体は、飛び出すしかけに箱があったり、斜めに飛び出すものがあったり、螺旋のもの、引っ張るもの、めくるものなど、バラエティに富んでいます。
 またとても参考になるのは、しかけ絵本の作り方。同じサイズのしかけカードの台紙を連続的に貼りあわせて、最後に表紙を貼りつけるだけで、ちゃんと、しかけ絵本になるというのは、とても簡単なのに、出来る絵本がかなり本格的なので、嬉しい驚きを感じるのではないでしょうか。この技を応用すれば、新しいデザインのしかけを考えてオリジナルの絵本を作ることだって、すぐに出来てしまうような気がしてしまいます。幼稚園などでは、一人一枚ずつカードを作って、それを貼りあわせることで、オリジナル絵本を作ってみても楽しいと思います。
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 柴田泰さんには、他にも『のりものこうさく』、『“切って組むだけ”立体おもちゃ―トレー・ダンボール・牛乳パックが大変身!』などの本もあります。

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