ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本
(しかけ絵本&技法、ペーパークラフト)

しかけ技法(日本の作家)

型紙つき

しかけ絵本の基礎知識 プルタブ 基本と応用

『しかけ絵本の基礎知識 プルタブ 基本と応用』2006/8
 こづま 美千子 (著), わく はじめ (著)


(感想)
 しかけ絵本で使用されている技法の一つに「プルタブ」というものがありますが、これは、つまみ(tab)を引っぱる(pull)ことで力を伝え、しかけを動かす仕組みのことです。手で引っ張るしかけが多いのですが、絵本を開く動きに連動して、自動的に引っ張られる仕組みのものもあります。
 この本ではその「プルタブ」のさまざまな技法やバリエーションを学ぶことが出来ます。まずシンプルな構造モデルの実例で原理を詳しく説明した上で、そのバリエーションを見せてくれるという構成になっているので、とても具体的で分かりやすいです。
 基本構造は14種、カラー口絵の応用作例は17種、複数のプルタブを組み合わせた応用作品は2種あり、その全てに型紙と図面、説明がありますので、自分で作って理解することが出来るのです。
 ただ引っ張って動くだけかと思っていた「プルタブ」に、形や動作のバリエーションが、こんなにもあったんだなあと気づかされます。とても参考になりました☆


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